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潜在意識:抑うつ感情は「表現されない憎しみ」

2015-08-11

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。一会入魂でセッションに臨みたいです。

 

 

 

…うつ病やうつ症状になると、「抑うつ感情」に襲われてしまいます。

 

抑うつ感情とは、表現されない憎しみの感情です。

 

表現されない憎しみの感情を心の底で持っていれば、気分のいい場所にいても、気分が晴れることはありません。

 

たとえ周りが楽しんでいても、どんなにお天気がよくても、どんなに美味しいものを食べても、幸せな気分にはなかなかなれません。それはとても辛いことです。

 

暗い顔をしていると、「気にしないでいいよ」「気にし過ぎだよ」と、人に言われることもあるかもしれません。

 

いろいろ思いきって話をしてみたものの、「誰も本当には自分のことを理解してくれない」という無念な気持ちになることもたくさんあるでしょう。

 

生きること疲れた人は、気分の良さを味わう能力を失っている状態に一時的にせよあるでしょう。だから何をしても「楽しい」と感じられません。

 

それは、心の中に「憎しみ」があるからだと考えられます。

 

幼児的願望が満たされないと、自己執着が強くなってしまいます。

 

激しい自己執着があるから、物事がなかなか期待したように進まず、生きることに疲れてしまうのかもしれません。

 

 元気な人から見たら、どうしてそんなに怒り、憎しみに苦しんでいるのだろうと疑問を持たれることもあるでしょう。

 

普通の人は、相手から殴られれば、相手に憎しみを持つというのは、理解できます。しかし殴られてもいないのに憎しみを持つことはなかなか理解されません。人が相手に憎しみを持つのは、何も相手から殴られたときばかりではありません。

 

心ならずも相手に服従した時にも相手に憎しみを持ちます。

 

相手を恐れて、相手に迎合した時にも、心の底で相手に憎しみを持ちます。

 

外側から見れば、別段摩擦らしいものは何もなく、何事もないように見える。

しかし、そこにものすごい憎しみが生じていることもあります。

 

例えば、親が心の葛藤に苦しんでいると、子どもは当然不安になります。そこで子どもは親に迎合して、その不安から逃れようとします。親の期待に応えようとします。

そして、心に葛藤がある親は、子どもの迎合が嬉しい。しかし、その関係の中で、子どもの心には憎しみが生じていきます。

 

しかも、その憎しみは表現されることがありません。なぜなら、子どもはその親から愛を求めているからです。

 

 

人によって置かれている状況は異なりますが、

執着や依存心を持ち、その自分に気が付かず、「心の葛藤」に気を奪われているから、自分や周りを惑わし汚染してしまうのです。

 

悪い人間は、他者を自分の心の葛藤を解決する手段に利用しています。

外側からは分かり得ない当人だけが苦しむ葛藤です。

 

弱く歪んだエゴを持つ人ほど、他者や周りの人生を汚染していきます。

 

 

従順な心はいよいよ傷つき、いよいよ憎しみが心の底に堆積されていくでしょう。

はけ口を失った憎しみは、子どもであれ大人であれ、その人の心に大きなダメージを与えます。

 

はけ口を失った憎しみの感情は、その人から行動力を奪っていきます。憎しみが心の底に堆積している以上、マイナスの行動しかなかなかできなくなってしまいます。

 

「前向きな生き方」は、憎んでいる人から愛を求めている限り、手に入れられないでしょう。愛を求めつつ、憎しみを隠し持つ。だから、心は引き裂かれて、抑うつ感情に襲われるのかもしれません。

 

自分の生き辛さ、自己中心性に気が付いていくことは、生きていく上で最も重要な学びかもしれません。

 

 

ただただ自分の憎しみの感情に振り回されるのではなく、憎しみの正体をしっかり分析していくことも大切でしょう。

 

その憎しみは本当に正当なものなのか、根本的な部分で何か大きな「勘違い」をしていることもあります。解釈を自分の都合で変えてしまっているのでしょう。

 

そして、憎しみを抱え込むのでなく、心の底に堆積したものを解放していくことです。表現されない憎しみを解放して、負のエネルギーを高次へと昇華していくことが大切だと思います。

 

自分本位な憎しみを持っていたら、生きていても人生を楽しむことができません。歪んだ自我に気付いて、負の部分を解放していけば、「ありのままの自分」を認めて受け入れることができるでしょう。

 

複雑に絡み合った心の葛藤を一つずつ解きほぐすことも、大きな視点で小さな自分を見つめ直していくことも大切かもしれません。

 

自分の心の底にある憎しみを手放せるのは、自分自身だけです。それが生きるということかもしれません。

 

「これまでの生き方を見直そう」と自分と向き合った時、私たちは一歩前に進むことができるのかもしれませんね。

 

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと考えております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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