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ヒプノセラピー~潜在意識の恐怖心を解放

2015-08-20

おはようございます。大阪市梅田は雨です。今日は雨のせいか少し涼しいです。いい一日にしたいものです。

 

 

 

…「期待」というのは、何か良いことに対する欲求ですが、その反対に、何か良くないことに対する警戒心のことを、「恐れ」と呼びます。

 

そして、私たちの心の中では、「良いことに対する期待」と、「良くないことに対する恐れ」とが混ざり合っています。

 

「恐怖心」は、私たちの人生を拘束して、目標に向かおうとする私たちの意志をくじいて、あらゆる場面で積極性を失わせていきます。

 

恐怖の対象が、水であろうが、人であろうが、失敗あるいは成功であろうが、とにかくそうした恐怖心のせいで、成長のために必要な「リスク」を取ることができなくなってしまいます。

 

「拒絶」や「否定」を恐れるあまり、私たちは往々にして、「自分にとって苦痛の種ではあっても、安全に見える古いパターン」に固執しがちです。

 

恐怖心を克服しようと決心すると、まず潜在意識の中に抑圧された「恐怖心」を解放していくことが必要です。

 

恐怖心を解放していくと、もっと自然体に「あるがままの自分」を受け入れることができるでしょう。

 

そして、前向きになって取り組んでみて、あとで振り返ってみると、思ったほど危険なことではなかったことに気付けるでしょう。

これは、人にとって、とても重要な発見だと思います。

 

さらに重要なのは、恐怖心が消えるとともに、その人自身のエネルギーが回復することでしょう。

 

潜在意識の中に隠れていた恐怖心を追い出し、価値のないものを排除してもっと賢く前向きな人間に生まれ変わることによって、少々の恐怖には動揺しなくなるでしょう。

 

自分の弱さから脱皮して力を回復した人は、たとえ自我の生存が脅かされても、それに強くはね返す力を得て、大きなストレスを感じたりしにくくなると考えられます。

 

 

「恐怖心の強さ」は、悪いことが起きる「実際の危険性」とはあまり関係がなく、私たちの心の中にある推測や先入観の強さによって決まります。

 

例えば、私たちはよく、「自分だったら、こう感じて、このように言動するから、きっと相手もそうであるに違いない」と考えたりします。

 

このように、「恐れ」の強さは、「相手という鏡に、自分の心を映している」ことが多くあると思います。

 

「自分だったら、こういう場合、怒るだろうな」と心の奥で感じるからこそ、「相手も怒っているに違いない」と判断します。

 

逆に、人に対して怒りを感じにくい人は、「相手も自分と同じく、この程度のことでは怒りを感じないだろう」と判断するため、ビクビクする必要がないのでしょう。

 

同じことは他のことでも言えるかもしれません。「人から嫌われることを怖れる人」は、実は自分が「人を嫌ってしまいやすい人」なのかもしれません。

 

「人から怒られるのを恐れる人」は、実は自分が「人に対して怒りやすい人」だから。

「人から裏切られるのを恐れる人」は、実は「人を裏切ることが多い人」。

「人から馬鹿にされることを怖れる人」は、実は「人を心の中でいつも馬鹿にしている人」なのかもしれません。

 

もちろん人間ですから、こういう感情を持ったり、いろんなことをしでかしたり、失敗もするものです。重要なことは、そのことに気付き、自分なりに軌道修正していくことでしょう。

 

気付く力を持っている人とのつながりも大切でしょう。本や映画、歴史から学ぶことも大事でしょう。

 

 

自分がどのような恐れを、どの程度の強さで抱いているか」ということを自問してみれば、「自分の性格」も分かりやすくなるのかもしれません。

 

特に、人間関係では、相手への「期待」と「恐れ」とが同時に起きやすいので、例えば「認めて欲しい」と強く願うほど、その反動で、「認められてないのではないか」という恐れも強くなります。

 

そのために、相手のちょっとした言動が、自分を大切にしてくれている証拠のように見えて感激したり、自分を愛してくれていない証拠のように見えて絶望したりと、大きな感情の起伏に振り回されてしまいます。

 

…他人を変えることに意識を向けるのではなく、自分の中に変革を起こしていくことが大切なのかもしれません。

 

人に求めて、人に執着し続けても、何も返ってきません。

他人に求めてばかりいる自分に気付くことが大切なのかもしれません。

 

そうはいっても、思わず他人に求めてしまうのが、人間というものでしょう。

 

自分は生身の肉体を持つ人間ですから、ついつい他人に求めてしまっている自分を、あまり責める必要はないかもしれません。

 

求め、求められながら、その損得勘定の葛藤を通じて学ぶことが、人生の目的の一つであり、それが生きるということかもしれません。

 

 いろんな意味で、「恐怖心」を手放していくことは、とても大切なことだと思います。

 

今はもう必要ないものはしっかり手放して、新しい価値観、生き方を模索していくことで、私たちはより高次元へと進んでいけるのかもしれません。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識にダイレクトに働きかけていくセラピーです。

より多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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