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抑圧が過ぎるから、生きることに疲れる

2015-06-26

おはようございます。大阪市梅田は雨です。少し蒸し暑いですが、気温は低めで過ごしやすいです。今日もいい一日にしたいものです。

 

 

…現代はストレス社会で、普通に生きていくだけでもたいへんなことなのかもしれません。なかなか周囲の人に簡単には分かってもらえない「生き辛さ」で悩んでいる人は多くいます。

 

生きることに疲れた人は、窮屈なトンネルをまっすぐ進むような生き方をしてきたのかもしれません。それは他人がまっすぐ進むことを期待したから。そして、他人に気に入られようとしたからなのかもしれません。

 

自分の感じ方よりも周囲の人の感じ方に合わせて生きてきたとするなら、それほど重たい生き方はないかもしれません。

 

生きることに疲れた人は、周囲の人に受け入れられることが最も重要なことでした。

 

皆から「良い人」と言われてきたかもしれませんが、それで何を得たのか。生きることに疲れただけではないでしょうか。それに対して周囲の人はどうでしょうか。

 

利己主義で、攻撃的で、欲得だけで生きている人も、世の中にはたくさんいます。

 

そういう人は生きることに疲れているでしょうか。同じように生命力が低下しているでしょうか。

 

今の時代は、あまりにも自分を抑え過ぎる人と、あまりも我が儘な自己中心的な人と、両極端に分かれてしまっているかのようです。

 

自分を抑え過ぎた「良い人」は生きることに疲れ、それに対して、我が儘で強欲な彼らは今も「他者からエネルギーを奪って」います。

 

もちろん後者の人間に前途はなく、結局自分の依存心歪みに苦しみ、長い目で見ると必ず行き詰ったりするでしょう。

 

何よりその本人が自分のしていることに気付いているはずです。自分の浅はかさを。あるいは気付かず残念な生き方を現世で最後までし続けるのかもしれません。

 

 

周りに過剰に適応した人は、淋しいから、愛情飢餓感から人に気に入られようとします。気に入られるために自分を出せませんでした。

 

例えば、憎しみをストレートに表現できないから、「正義」を主張することで憎しみを吐き出そうとします。

 

「正義」を主張しないと、自分の怒りを表現できないから、「正義」を主張していただけではないでしょうか。

 

「正義」を主張する人がどうして日常生活がごまかしに満ちているのか。

 

戦争反対の正義を叫ぶ人の中に、隣人に冷たい利己主義者はいないでしょうか。身近なことをほったらかしにして、真理を叫んでいる人がいないでしょうか。

 

「正義」や「真理」を必要以上に強く唱えている人が、いかに実際の日常の隣人の心を傷つけていることでしょう。

 

彼らは「正義」とか「真理」とかを持ち出して、自分の怒りや憎しみの感情を表現しているのです。

 

人類を愛することはやさしいが、隣人を愛することは難しい」という格言があります。

 

それと同じで、「正義を唱える」のはやさしいけど、心の中に温かいものを持つことは難しいのかもしれません。

 

正義や真理を唱える人の中に、人の不幸にホッとした安らぎを感じる人がいるのは、心の底に憎しみがあるからです。

 

そういう人は、自分の感情を表現できない弱さ、自分と向き合うことからの逃げがあるのかもしれません。

社会的地位の高い人間であっても、歪んだ自我を持ち自己正当化ばかりの人もいます。

 

生きることに疲れた人は、これまでの生き方を変えていく必要があるのかもしれません。

 

そのままでは、抑圧された感情に押し潰されて、自分を保つことも難しくなるでしょう。

 

自分の弱さとは何か。その弱さそのものが幼児的願望なのかもしれません。

 

幼児的願望が満たされない愛情飢餓感があるのでしょう。心の底に溜まった愛情飢餓感を出して、手放していくことからすべては始まるのかもしれません。

 

生き辛さを抱えている人の中には、愛されたくて頑張って、誠実に生きてきた人もたくさんいるでしょう。無理をして、そして消耗してしまった人たちです。

 

生きることに疲れた人は、心の底に溜まった恨み辛みのすべてを吐き出すことです。きっとだんだんと生きるエネルギーが戻ってくるでしょう。

 

「自分はこの時にこう感じていたけれども、実はそう思うこと自体が怖かった」とか、

「好かれたいからこうしたけれども、本当はするのが嫌だった」とか、

「そのうちに何もかもが億劫になった」とか、

自分の感情、感覚体験をありのまま解放することで、自分を出していくのです。

 

そして、生きることに疲れてしまった人は、自分の今までの自分を信じることが大切です。

 

失敗したから恥なのではありません。失敗してもそれはそれで当たり前のこと。私たちはみんな、不完全な存在なのですから。そこから学ぶことができたら少しでも魂を磨き向上していくのです。

 

 

そのことを含めて自分を受け入れていくことで、心は弾力をもち、バランスが取れてくるのかもしれません。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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