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潜在意識:自律神経失調症の治療と回復

2015-04-04

おはようございます。大阪市梅田は曇りです。早いものでもう4月ですね。

 

 

…「春眠暁を覚えず」という故事があります。

「春の夜は心地いいので、朝になったことにも気付かず眠り込んでしまう」というのが一般的な意味だそうです。

 

しかし抑圧された現代においては、ストレスの蓄積や睡眠障害などによりスッキリした目覚めが得られない人も多いかもしれません。

そうした状況を引き起こす原因の一つが、身体の器官の活動を調整する自律神経の乱れだといわれています。

 

 

自律神経失調症の症状はさまざまで、だるい、眠れない、疲れがとれないといった全身的なものや、動悸、息切れ、頭痛、めまい、のぼせ、立ちくらみ、身体の冷えといった器官的なものまで多岐にわたります。

 

また、精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつ症状、パニック障害などが表れる場合もあります。

 

ではどうして自律神経が乱れてしまうのでしょう。

 

自立神経には交感神経副交感神経の2つがあります。

 

交感神経は体を活発に動かすときに働き副交感神経は体を休めるときに働くという、逆の性質を持っています。

 

ふだんはこれらが互いにバランスを取りながら、身体の状態を調節していますが、不規則な生活によって自律神経が興奮する、ストレスによる刺激が続く、神経の働きが活発になるなどの変調や、ホルモンの乱れによって、2つの神経のバランスは崩れてしまうことがあります。

 

特に、3月から4月にかけて、年度末の慌ただしさや環境の変化などで、なかなか心が休まらず、ストレスの溜まりやすい時期でもあると思います。自立神経失調症だと分かっていても、周りには報告しにくいという人もいるでしょう。

 

しかし、不安を抱えて生活をしていると、仕事もおろそかになり、人間関係に問題が生じることにもなりかねません。

 

自立神経失調症の治療には、ホルモン剤や抗不安薬などによる薬物療法が一般的です。しかし、自立神経のバランスの改善に最も重要なのはストレスを上手くコントロールして、生活習慣を見直すことでしょう。

 

その人その人によってストレス耐性は異なります。もちろんその原因は人の数だけ違います。なぜ負荷がかかっているのか、その原因の気付きと緩和こそが根本的な治療や回復にはかかせないでしょう。

 

そして、規則正しい生活を送り、栄養バランスのとれた食事をとり、適度な運動や十分な睡眠を心がけることが大切です。

 

いずれにしても、自立神経失調症には心的ストレスの解放と生活面の改善こそ必要なのだといいます。人によってリラックスは異なります。その人に合ったリラックス法を見出していくことが何より大切なことかもしれませんね。

 

 

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は無意識(潜在意識)に問いかけていく心理療法です。より多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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