死・病・人間関係~人生の目的
おはようございます。大阪市梅田は曇り空です。今日は朝昼晩のフルセッションです。
…今日は「人生の目的」について、思うことを書いてみようと思います。
私たち人間はどのような存在なのでしょう。
私たちの正体は、「自分」という独立した自覚と意志を持っていて、成長したいと願う「意識」の集合体だといいます。
自分という意識が、物質宇宙において「今回の人生」という修行に最適な肉体を選んだものが、「自分という人間」なのかもしれません。この人生を与えられたものという受け身で取るのか、自ら選んだものと主体的に取るのか、人によって違うと思います。
前者は、与えられた人生だから、謙虚に大切に生きようという考え方もあれば、受動的で依存的になってしまい、何でも人のせい運のせいにしてしまう生き方にもなります。
やはり自分で選んできたもの、人生で起こることは、自ら選んできたものだと捉えられたら、見える世界は変わってきて、より能動的になれるのかもしれません。その方が、きっと学びも深まるでしょう。
人生で起こる問題は、すべて、自分で自分に与えた試練なのだと考えれば、また捉え方も変わってくるでしょう。
これは悟りへの道かもしれませんね。私たちが「もう誰も恨まなくてもすむようになる」ということであり、「誰かを恨む」という、人間の宿業(根源的な苦しみ)から、解放されることを意味するでしょう。
このような境地にたどり着くことは難しいですが、諦めずに自分を成長させることが求められているのかもしれません。
人生で直面する試練、つまり「思い通りにならないこと」の代表は次の3つだといいます。
①死ぬこと。
②病気になったり、ハンディキャップ(障害)を持つこと
③人間関係のトラブルに苦悩すること。
もちろん、これ以外にも、世の中には「お金」や「受験」「昇進」など、さまざまな「思い通りにならないこと」が存在します。
でも、お金をめぐるトラブルは人間関係の問題であり、お金や財宝、資源、土地などの財産をめぐって起きる「戦争」も、結局は人間関係の問題なのかもしれません。
戦争は価値観や宗教の相違によっても生じますが、これも、人間関係のトラブルと原因は同じだといえるでしょう。
ですから、人間が本来、人間として生きている限り、普遍的な宿命は、やはり「死」「病気やハンディキャップ」「人間関係」の3つから生まれる苦悩であるといえるかもしれません。
この3種類の苦悩は、いつの時代に生きようとも、世界のどこに住んでいようとも、逃れることが出来ない「体験」なのでしょう。
それは生まれる前にはあり得なかったものです。生を受けた瞬間から与えられた課題なのかもしれません。この3つを突き詰めて考えていくことで「人生の意味、目的」が見えてくるようにも思います。
何かこう書くとネガティブな後ろ向きな発想とも感じますが、私たちが生きていて、もし何の苦悩もなければ、人間としての成長もなく、生きる意味も薄らいでいくでしょう。生きているといろんなことが起きて、いろんなことを考えさせられます。
同じ出来事でも、人によって捉え方は異なります。利害の対立もあり、良心にも悪心にも触れることがあります。 「死」「病気」「人間関係」こそが私たちが人間である最低条件(アイデンティティ)であると言えるのかもしれません。
私たちは、なぜ生まれてくるのか?生きる意味、人生の目的は何なのか?それは、生まれてこなければ経験できない貴重な学びの機会があるからこそ生まれてくるのでしょう。
そして「思い通りにならないこと」を通じて学ぶことこそが、人間として生きる意味・目的だといえるのかもしれません。いつも答えは自分の中にあるのでしょう。
自分に問いかけ、自分を知り、本分を知ることが出来たら、「今ここにある苦悩」にも意味が出てくるのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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