期待と不安~潜在意識の自分
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋のお掃除から始めました。今日は暖かい一日になりそうです。
…「期待」と「不安」はいつも同居しているといいます。とくに生きづらい現代を生きていると、自信を持って夢や希望を語るということは難しいかもしれません。
語るだけなら誰にでもできますが、そこには必ず「ダメかもしれない」という不安や諦めの気持ちが混じってしまいます。
しかし一方で、夢の実現や明るい未来を心待ちにしている「自分」もいるでしょう。そして、そんな「自分」を包み隠すようにして、その日が来ないことをささやく自分がいます。
自分自身のなかに、「期待する自分」と「不安に怯える自分」が同居しているかのようです。
どちらが本当の自分なのでしょうか?どちらの自分も本当の自分なのでしょう。
未来を信じていくしかありません。信じた未来に進んでいける自分が最も波動もエネルギーも高くなっている状態でしょう。
もちろん人生はなかなか一筋縄でいかない難しい局面がたくさんあります。自分のなかにいる不安に怯える自分は、今この瞬間を困難な時代の中で呼吸しています。夢や未来を疑ったり諦めたりする自分です。失望が怖いからでしょう。
期待が大きければ大きいほど、それが裏切られたときの失望も大きくなります。夢が叶えられたときの喜びよりも、叶えられなかった時の失望をまず考えてしまいます。それはたぶん私たちが過去に何度も失望を味わったからなのでしょう。
何かを夢見て、何かを信じた挙句に裏切られたからなのでしょう。そのとき味わった失望や敗北感が苦い記憶として残り続けているからです。どうせダメだとやる前から腰が引けてしまう。過去の失敗、屈辱、敗北感だけが大きくなり、それが無意識の領域を占領してしまっている。
しがらみといえば、これほど大きなしがらみはないかもしれません。期待と同居する不安の正体はそこにあるのでしょう。
未来が不安なのではなく、過去の経験が不安を呼び起こしているのです。過去の失敗とコンプレックスが前に進む気持ちの足を引っ張っている。それに相乗して、今の空気がどんよりのしかかる。
更に、歳月が身にまとわせてしまった様々なもの、打算とか分別とか世間的な常識や空気といったものが、期待を打ち消そうとします。
世間体とか、社会的立場とか、家族のこと、経済的なことなどが、知らぬ間に今の自分を縛っているのかもしれません。誰だって不安な気持ちは持ちたくありません。
今までやってきたように、夢や将来の自分を現実的なものに設定し直していくことです。それは肥大した自我を調整していくようなものかもしれません。
「本分を知る」ためには、まず過去の自分を清算していかなければいけないでしょう。「過去の自分」は、私たちに多くのことを教えてくれます。そしてその延長線上に、大きな飛躍があるのだと思います。
これまでの人生で、知らぬ間に着続けてきた薄絹が着ぶくれして、もう動けなくなっているのでしょう。不機嫌さや憂鬱の原因は、そんなところにあるのかもしれません。不安そのものが悪いのではありません。
不安から逃れるために、「もう一人の自分」を幾重にも包んで閉じ込めてきたから、今苦しいのでしょう。
過去を手放し、新しい生き方が学ぼうとする姿勢の中に、期待や希望が自然と湧き出てくるのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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