脳の学び~可能無限と感動体験
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も瞑想から始めました。集中して臨みたいです。
…私たちの「脳」にはとてつもない可塑性があって、無限に変わっていくことが出来ると、脳科学者はさまざまな研究発表をしています。
無限には二種類あって、「実無限」と「可能無限」があります。
実無限は神様しか扱えない世界。実無限は、誰も見たことも、聞いたことも、触れたこともない、極限の世界です。
一方で、可能無限は、私たち人間にも扱える世界です。
1、2、3と数を数えていったとして、どんな大きな数になっても、必ず次がある。これが可能無限です。人間の脳は、この「可能無限」だそうです。
若い頃は人生がずっと、永遠に続くかのように思っているのと同じかもしれません。なぜそう思っているか考えてみますと、若い頃は「次がある」と常に思えるからかもしれません。
今日が終わっても、また次の、明日がある。その次の日になったら、さらに次の一日がある。
先日、ある番組で「数学的帰納法」について取り上げていました。ある命題がNまで成り立ったら、N+1も成り立つそうです。これが可能無限だとわたしの頭の中でつながりました。
人間の脳はその意味で言うと、N+1の可能無限であって、一所懸命に学んで、ここで終わりだと思っても、必ず次の学びがあるのだといいます。
人格や能力もそれと同じで、可能無限で変われるのだと思います。ただしその時に、恐れが深刻であればなかなか難しいでしょう。
その場合は、潜在意識を浄化するためにも抑圧された感情や心の傷を癒していくことが大切でしょう。
時間が前からやってくるように、チャンスが向こうからやって来て、飛び込んでいく。やってみると、やはりそれなりに大変なことです。しかし、飛び込まないことには、自分の脳の可能無限を引き出すことはできないでしょう。
人間の脳も潜在意識にも、「今の自分を守ろう」、「古い自分を守ろう」という、現状維持のようなものがあります。
ですから、自分とは異質な人間が来ると、その人を拒絶してしまいがちです。その人を否定して、遠ざけようとする。しかしその人が、後々すごく大事な人になることもあります。
とかく人は「今の自分」、「今のポジション」を守ろうという保守的な防衛本能があります。「何もしなければ傷つくこともない」と考えてしまうこともあるかもしれません。
今までの自分を、慣性で続けていくのが一番楽なことですが、それをやってしまっては、人間の脳の最も素晴らしい能力である、可能無限を引き出すことができなくなってしまうでしょう。
そして、この可能無限を引き出す方法、自分の脳の働きを変える一番いい方法は、「感動する」ことだそうです。感動することほど、人を変えることはありません。素晴らしい人に会う、たくさん本を読む、映画を観る、尊敬する人を持つことは、私たちを大きく変えてくれます。
尊敬、感動、目標は、人間を前向きに変える大切なものでしょう。
街を歩いていてふと目に留まった自然の移ろい、ちょっとした立ち話、いろんな人の善意に、何を感じるかが私たちを変えてくれるのかもしれません。
何か心が動かされる物事と向き合っているとき、それは人生の大事な局面なのかもしれません。新しい生き方をするなら、過去の抑圧や心の膿を出してきって、新しい感動を体験していくことだと思います。
人をさげすんだり、ねたんだり、嫌がらせをしたり、批判ばかりしたりしていても、人生はどんどん虚しくなっていくばかりでしょう。
自然体に前向きに考えられる自分になることが、何より大切なことなのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識に直接働きかける心理療法です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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