異質な人・合わない人:魂から見る世界
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日もブログにご訪問いただきまして、どうもありがとうございます。
…多様性の大切さは、自然界だけではなく、私たちが暮らす世界でも同じことです。
私たちが接し、付き合う他人にも、「多様さ」や「複雑さ」が保持されていることが自然であり、また必要なことなのかもしれません。
気の合う仲間は大切な存在です。しかし一方で、合わない人に会うことも大事だと精神世界では考えます。
例えば、すごく情熱をこめて語ったのに、それを無視して馬鹿にするような人、どうでもいいことを延々としゃべり続ける人、どんな話でも必ず、自分の話題に持っていく人、そういう人たちにも、私たちは出会わなくてはいけません。
世の中の人が皆そうだったら、確かに嫌なことです。しかし、自分と異質な人と出会うことは、脳の中のミラーニューロンという、神経細胞の活動を促します。
ミラーニューロンは、自分が他人の行動を、まるで鏡に映したように、神経細胞が反応することをいいます。例えば、誰かが怒っている表情を見たら、自分が怒っているときと同じような神経活動が起こります。
相手が喜んでいたなら、自分も喜びを感じているように神経活動が働くのです。
このようにニューロンの働きからも、他人は自分を映す鏡であり、他人という鏡がなければ、私たちは自分を正しく認識できず、人間としての成長も限られたものになるのかもしれません。
そういう意味で、他人という鏡は、できるだけ多様であった方がいいのでしょう。気が合う人、合わない人。引っ込み思案な人、積極的な人。いろいろな人に、自分という人間がどう映るかを見ることによって、自分を鍛えることができるのでしょう。
人と人が出会い、結びつき合って、さまざまに行き交うことで、「自分」という人間は形成されていきます。失敗から学ぶのが人間の基本かもしれません。意地になってしまったり、愚かなことをしてしまったり、されたり、小説を読んだり、映画を見た入りして、あらゆる経験が人を学びへと成長させてくれるのかもしれません。
そんな経験の中で、触発されたり、啓発されたり、人生を考えさせられたりして、私たちは「成長」しているのでしょう。
アマゾンのジャングルには、ある一つの木と同じ種類の木は、近くにはないそうです。同じ種類の木を見つけようと思えば、何十キロも離れた所までいかないと見つからないそうです。周りには異なる多様な種類の木々が生息しているから、アマゾンの生態系は豊かなのかもしれません。
私たちは、先天的に授かったもの、後天的に体得したもの、経験、感動は一人ひとり違います。
異質な考え、価値観に触れることで、私たちは「自分という存在」や「物事の真理」をより深く知ることができるのだといいます。
全部同じになってしまうほど危険なことはありません。周りにイエスマンばかり欲しがるワンマン経営者がいますが、決してうまく舵を取ることが出来ないでしょう。
異なる考え、異なるアプローチを多角的に大胆に採用することが出来て初めて、うまく物事は進化し、深まっていくのでしょう。私たち一人ひとりが人生を楽しむためにも、社会は多様であった方がいいと思います。
人が成長して、変わっていくためには、自分とは異なる人の存在を許し、受け入れる寛容さが大切なのかもしれません。もちろん、これが一番難しいことです。自分は変わっても、相手はまったく変わっていなかったりしますから。
しかし、魂の世界から見れば、そういう人がいることは、実は、大事なことです。そういう人がいないと、自分を映す鏡がなくなります。もしみんな同じだったら、独裁者か、成長の止まった自己満足に陥ってしまうでしょう。自分と強烈に異なる人の存在ほど、好ましいことはないのでしょう。
そう捉えてみると、心も少し穏やかになってくるかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)はより深いレベル(潜在意識)での自分との対話です。より多くの気付きや癒しをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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