潜在意識をひらく~未来をひらく
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。近くの公園に梅の花が咲いていました。春がだんだんと近づいてきましたね。
…日本には200年以上続いている会社が3000社あるそうです。
500年以上続いてきた会社は124社。
1000年以上というのも19社あるというのです。
日本の企業の長寿力は世界中でも群を抜いているそうです。
500年、1000年続くとなると、常に未来をひらいていかなければ叶わないでしょう。
時代の激流に流されず、その時代その時代に深く根を張って未来をひらいてきた企業には、どういう特徴があるのでしょうか。
老舗の研究をされてきた田中真澄氏は、永続性の高い企業に共通する精神を2つあげています。
一つは「地道にコツコツ泥臭く」
二つは「おれがおれがの”が”をすてて、おかげおかげの”げ”で生きる」です。
「傲慢」ではなく「感謝」の気持ちを持って、地道に努力すること……私たちの人生にも当てはまるようです。
『ビジョナリーカンパニー』の著者は、長年にわたって素晴らしい業績をあげてきた会社が衰退する理由の第一に「傲慢」をあげています。
自ら培った成功にあぐらをかく時に、企業は崩壊する、といいます。
個人の運命も同様なのかもしれません。
時代、国を超えて古の先哲が等しく説くのは、傲慢になった時、天はその人の足をすくう、ということです。
傲慢は、キリスト教の7つの大罪の1つで、旧約聖書に「奢る者は久しからず」(Pride goes before a fall)という言葉があります。仏教では、煩悩は2種類に分かれ、無明と悪見からなります。無明は貪欲、瞋恚、愚痴であり、悪見は慢、疑、見です。
6つ合わせて、6煩悩といいます。
慢は、仏教では自ら他を比較して軽蔑し、みずからを恃み高ぶることと、戒められています。
弘法大師空海の言葉にも「人間として常に行うべき仁義礼智信の五つの道が廃れ絶えてしまう時は、日照りや長雨が起こり、飢饉となって、国は荒廃する」という言葉があります。
あらゆる荒廃は心の乱れから起こる、ということなのでしょう。
それぐらい心の在り方が重要であり、心の在り方が物事を、人間関係を、仕事を、家庭を、人生を変えるのだと強く感じさせられます。
時に、「自信」と「傲慢さ」が勘違いされることがあります。自信と傲慢さは磁石のN極とS極のように正反対の性質を持っているにもかかわらず、その差は紙一重なのかもしれません。
美しさのように、見る人によって傲慢さと自信の基準は異なります。しかし、両者を区別するポイントは、「それが何処から来るものなのか」という点なのでしょう。
自信は、敬意と謙虚さが伴う経験や知識から来るものですが、傲慢さには何もありません。つまり、傲慢とは、敬意も謙虚さも無く、何の根拠も伴わない自信です。
傲慢さは人を不快にし、自信は人を惹きつけます。
謙虚さと自信を持ち合わせた人が、いい生き方ができるのでしょう。その人の長所、目的、情熱や決断力について疑う余地が無いからです。
今ほど私たち一人一人の心の在り方が問われている時代はないのかもしれません。一個人の心の在り方が、その人の運命の昇沈を決め、一国の興廃を決めるといいます。
自分の考え方に固執せず、自分の考え方を人に押し付けずに、謙虚に生きていく姿勢が私たちに求められているのかもしれません。本当に立派な人とは、「おれがおれが」ではなく、謙虚に人に学ぶことができる人なのでしょう。
未来をひらく、人生を切り開いていく原点は、こんなところにあるのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識レベルでの自分との対話です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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