気付き:脳は変わることができる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日も部屋のお掃除から始めました。いい一日にしたいものです。
…何年も前から続いている「脳ブーム」は今なお続いています。生きることを助けてくれるのが私たちの脳です。何かあった時、結局、最後に頼るべきは「自分の脳」なのかもしれません。
人間の脳はとても不思議な存在であり、最も複雑で、奥深いものだといわれています。
脳科学者たちは今、力を尽くしてそのミステリーを解明しようとしています。
わたしの場合、心理学を学んでいる時に出合った一冊の本が、脳に興味を持ったきっかけでした。
イギリスの数学者ロジャー・ペンローズの『皇帝の新しい心』という本で、その中でのコンピュータを使った「人工知能」のアプローチにとても興味を持ちました。
今、心と脳を解明することが、日本の知の低下に歯止めをかけるのだといわれています。
何事に対しても「おや、待てよ」といったんは立ち止まる癖がつくでしょう。 人は変われると私は思っています。変われるということは、気付くということです。自分を知り、他者を知り、社会を知ることです。
そして、人間の脳にはもともと、「変わることを支える力」があることが明らかになっています。
カギになるのは「偶有性」という言葉です。偶有性とは、半分まで決まっているけれど、残りの半分はどうなるか分からないことです。
別の言葉でいうと、半分は規則的で、あとの半分は、偶然に左右されるということです。例えば、人の会話がそうです。人の会話は、ある程度はそれまでの流れなどから決まりますが、残りはどう展開していくか分かりません。だから、会話は面白いのかもしれません。
人生も同じなのでしょう。人生も決まっているようで、決まっていません。どうなるか分からないから、生き甲斐があるのではないでしょう。
この「どうなるか分からない」ことを、脳は大事な要素として動いているそうです。逆に言えば、決まりきったことばかりだと、脳本来の働きが死んでしまうでしょう。
ある程度までは予測できるけれど、あとは何が起こるか分からない偶有性の中で、うまく生きていくために、脳は進化してきたのかもしれません。
「自分の能力はもう決まっている」と思って諦めている人がいますが、脳科学的にみてもそんなことはありません。
例えば、「自分は英語が苦手だ」と思い込んでいる人がいるとします。しかし、生まれつき「英語が苦手な脳」なんて存在しません。単に、英語を学ぶ方法をまだ見つけていないだけのことでしょう。ということは、「勉強が苦手な脳」もないということです。
私たちは人生の中で、多く経験をします。直接的にも、間接的にも。その出会ったさまざまな人から、少しずつ影響を受けて人格は作られていきます。
今ある状態は、遺伝子で決まっているのではなく、これまでの人生の中で出会った様々な人々、あるいは感動した映画や強い影響を受けた本、そういうものとの巡り会いの総体として、今ここにあるのだといいます。
逆に言えば、これからもいろいろな学びがあるでしょうし、それによって私たちは変わっていきます。ですから、変わることを喜びとして生きていくのが、一番大切なことなのかもしれません。
どんな「経験」と「感動」を積んでいくのかは、私たち一人ひとりの選択にかかっています。
これまでの生き方を変えるには、過去の膿を出していくとともに、新たな選択をしていくことが重要なことなのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。