前世の記憶～使命・人生の目的
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。寒い日が続きますが、皆さま如何お過ごしでしょうか。
…家の中をあちこち歩き回って、ある部屋に入った瞬間、いったい自分が何をしようとしていたのか忘れてしまったことはないでしょうか？じつは、私たちが生まれる瞬間、これと同じことが起こっているといいます。
つまり、生れ落ちる瞬間、この世で果たすべき目的を私たちは記憶のなかから失ってしまうのです。
これは人間にとって必要なことかもしれません。どんな人間にもたくさんの前世があるとするなら、そのひとつひとつの前世にはそれなりの目的があります。
そして、その目的を実現するために数多くの経験を積み重ねていたことでしょう。
なかには志半ばで果たせなかった目的もあるはずです。
この未完成の目的を「カルマ」といいます。
この未完成の目的「カルマ」は、肉体が滅びた後も消えずに残っています。生まれる前、私たちの魂は人生の目的を選択しようとします。
そのとき、このカルマをもっと後の人生の課題として取っておくか、または次の人生でしっかり決着をつけるか決めようとします。
しかし、私たちは前世の無数の記憶や感情をすべて記憶したままでは、新たな人生を始めることはできないのです。前世の怒りをすべて溜め込んだまま、新しい人生を始めることができるでしょか。もしそんなことがあったら、ほんの数時間も生きてられないでしょう。
意識的に成長するとは、自分が行動した結果に気付いていくことなのかもしれません。
年を経るごとに、人間は賢くなっていきます。人は「経験」という学びを通して、魂を磨いているのでしょう。
そして、前世で深い因縁のあった魂は、再び新たな人生で巡り合うことになっているといいます。
その魂は今度はあなたの恋人になるかもしれませんし、敵になるかもしれません。ひょっとしたら親かもしれません。
現世での苦しみは、次元を上げていかなければ解決のしようがない側面があります。次元を高次へと上げていけば、最終的に、私たちは神との一体感を求めるようになるでしょう。
神とは、宗教の枠を超えた尊い存在、超自我、真理、宇宙ともいえるかもしれません。
高次元の魂は、みずから起こした行動がどのような結果になるのか気にしなくなるでしょう。結果や評価に執着しなくても、自分らしい成果、学びが生まれることが分かっているからです。
高次元のエネルギーと結ばれることで、神が表現する愛、喜び、奉仕、痛み、苦悩に心を開けるようになるのでしょう。
そして、「自分の気質」に気付き、例えば教師、芸術家など世の中にある数多くの職業の中から、自分に合った仕事も見つかるようになるでしょう。仕事に限らず、自分の価値観のおもむくままに生きていけるようになるのです。
いろいろ考えてみると、特に大切なことは、人を色眼鏡をかけて見てはならないということかもしれません。世の中の常識と外見だけで人を判断することは不可能です。外からはいくらレッテルを貼っても、それは真実とはかけ離れた、自分の都合のいい思い込みでしかありません。
自分勝手な判断を下さず、本質を見る目、人を見る目を養わなければ、使命や人生の目的を見つけることはできないでしょう。
前世の記憶は潜在意識の深い部分にあります。その記憶を思い出して、今この現世で苦しんいる魂を「俯瞰」することができれば、大いなる気付きと癒しが得られるでしょう。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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