視点を変える~抽象度を上げる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日も部屋のお掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいものです。
…私たちはどうして同じことを考え、いつまでもある考えに固執するのでしょうか。
なぜ悩みは堂々巡りを繰り返すのでしょうか。
きっと私たちが認識できる世界は、既に知っている世界に限られているからなのかもしれません。知っていることしか、注意がいかないし、その結果、認識できるものは限られてきます。
ですから、実際に体験して得たことだけにとどまっていれば、人間の脳の世界はとても狭いものになるでしょう。
私たちは、まったく同じソファーを過去に一度も見たことがなくても、そこにあるのがソファーだと認識できます。形状がまったく異なっていても「これは、座る道具だ」と認識します。しかし、ソファーを一度も見たことがない人に、「そこに座ってください」といっても、何か仕掛けがあるかもしれない、罠かもしれないと思うかもしれません。座るにしても恐る恐る、というところでしょう。
「座るための家具だ」という「認識」がないからです。
このように、私たちは知っているものしか認識しないし、認識できないのです。
相手を見る時、物事を見る時、「自分の知っていることだけで」判断すれば、必ず見誤ってしまうでしょう。
私たちがそれぞれ認識している世界は、実は他人から与えられた情報で作り上げられた世界とも言えます。
本からの情報であったり、親に言われたことであったり、学校や社会で得た知識であったり、人から聞いた話であったり。
ですから、「夢」や「ゴール」といっても、結局は他人から与えられた情報で、本当に心の底で望んでいるものではないこともあります。
ではどうやって、物事の本質を見抜いたらいいのでしょうか。
いろんな考え方があるでしょうが、大切なことは2つあると思います。
まず1点目は、先入観を捨てて、あらゆる選択肢を考えていくことです。この時に「○○かもしれない」という選択肢が漏れていたらいけません。漏れた選択肢はザルのようなもので、そこでいくら考えても、そもそも漏れているので、本質を見誤ってしまうでしょう。
2点目は、脳は「抽象化能力」を発揮することで、認識の世界を広げていくことができるということです。自分の知っている世界は「現実世界」です。しかし自分の知らない世界は必ずあり、そこは無限に広がっています。
いくら学びたくても学べないその外の世界を認識するためには、抽象度を上げるしかありません。
与えられた知識の世界に閉じ込められている私たちが、その殻を破る方法は一つ、「抽象度を一段上げる」ことだと思います。
どうやって今の自分を俯瞰していくか、いかに多角的視点に立つことができるかが大切ですから。抽象度を上げた瞬間に新しいことが見えるようになるでしょう。
それを繰り返していくのです。
世の中で当たり前のようにいわれていること、捉えられていることを、まったく別の視点から見てみると、今まで見えていなかった世界の姿が見えてきます。
まずは、周りの雑音をシャットアウトして、自分の中に意識を向けていきます。周りにどう評価されるか、うまくいくかどうか、などは関係ありません。むしろ、そこにばかり意識を向けているから、うまくいくこともいかなくなるのです。
意識を内側に入れていき、今悩んでいることの抽象度を上げていきます。すべては心の捉え方ですから。人から言われて押し付けられたことは、往々にして心に入ってきません。
内なる気付きこそ、ブレークスルーをもたらしてくれるのだと思います。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は催眠状態での自分との対話であり、内なる気付きを加速していくためのセラピーです。
前に進めなくなっている人が、抽象度を上げて大いなる流れを感じていただけたらと日々願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。