暗闇から光へ:潜在意識を顕在化していく
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は昼と夜のセッションです。一会入魂で臨みたいです。
…私のお気に入りの小説のひとつに、デュマの『モンテクリスト伯』があります。前途有望で生活を謳歌していた若者、ダンテスは妬みに端を発した陰謀によって14年間、フランスのマルセイユ沖に浮かぶ島にある牢獄に幽閉されてしまいます。
厳重に警備された牢獄で自由を奪われ、なぜ自分がこんな目に遭っているのか理解できず、混乱し、苦しみ、孤独感にさいなまれていきます。そんな時、同じくそこに投獄された神父に出会い、自分が囚われた経緯を理解し始めます。
そして、この陰謀の計画が公になれば、フランスの要人が危機に陥ることを知る——–。
自分にとって望ましくない状況が生じたとき、例えば、認められなかったり、感謝されなかったり、自分に協調してくれない人がいたりすると、私たちはどうしてもそういった状況や人を避けます。
これはしごく理にかなったことに思えるが、実はそこには問題があるようです。怒り、怨み、復讐、苛立ち、不信、心配、不安といった反応はさまざまな悪影響をもたらします。
免疫系、心血管系、各臓器に支障が来たし、モチベーションが下がり、明晰に考える力がなくなり、認知の歪みをもたらします。
もしも、嫌な感情に直面したら、軌道修正しなければいけないのでしょう。そんなときに「理屈」で考えようとしてもうまくいきません。問題を生むだけです。
新しい発想は、自分に意識を向けることから始まるのだと思います。
本当の自分を知ること、それは、自分の中にあるのに「見えていない現実」を意識することから生まれます。
本当の自分を発見するにはどんな方法があるのでしょう。まず深い呼吸をして、リラックスしないと内側に入ることはできないでしょう。心身のリラックスが出来ていない時に、瞑想状態に入ることはできませんから。
そして、目の前の状況を重荷としてではなく、天からの贈り物として受け入れていくことも大切かもしれません。試練も裏返すと、すべて学びになります。試練が深ければ、魂も磨かれていくでしょう。それによって、平穏な気持ち、慈愛、愛情が生まれます。
謙虚になって、今見えているものの後ろの世界に目を向けていきましょう。心の壁の向こうには、今は見えていない別の現実がきっとはるはずです。
誰かに傷つけられたときに、私たちは無意識に、その人物のネガティブで受け入れがたい部分に注意を向けます。しかし、本当の自由を得たいなら、どんな人にも賞賛すべき点はあると考え、その人の良い点を探すことは大切です。もちろん、不当な悪質なことをされてまで、そんなことをする必要はありませんが。。
一般的に、人の外側や行動にとらわれずに、本質を見ることはとても大切なことです。傷つけられた相手の傷を負った心や屈折した心の背後にあるもの、痛みの源を探していきましょう。
すべては心の捉え方といいます。自分の中を探っていくと、いろんな感情や信念が隠れています。
それを深い良好な催眠状態で行うのがヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)です。
まず「自分という存在」があって、初めて、それに合った行動ができ、何か健全なものを得ることができるでしょう。新しい現実を開くためには、バランスのとれた、できるだけ偽りのない、愛に満ちた「自分」を育てていくことが大切でしょう。
自分のレベルを決めるのは、自分自身です。意識のレベルを上げて、無意識の行動を排除していく、つまり「後づけの理由」ではなく「自分の選択」をもとに行動することで、本来の自分へと自然と導かれるのかもしれません。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。