「過去世の記憶」について：前世療法
おはようございます。大阪市梅田は雨模様です。今日は朝昼晩のフルセッションです。一会入魂で臨みたいです。
…今日は「前世の記憶」について書こうと思います。
私たちがこの物質界に生まれてくるとき、生物的にはお母さんのお腹の中に胎児として宿ります。魂は受精の時に、肉体という物質の中に入ります。魂が胎児という乗り物に宿るイメージです。
その時に私たちは、自分の前世や、この世に生まれ出る魂の目的、そうした一切の記憶を失います。
では、どうして記憶を失うのでしょうか。そこには忘れなければいけない意味があるからなのでしょう。生まれてきたときに自分の前世や学びの目的を全部覚えていたら、今生での体験の一つ一つを新鮮な気持ちで味わうことができません。
忘れているから、小我という自己中心的なこだわりがあぶり出されるのかもしれません。
例えば、「お腹いっぱい食べたい」「できるだけ楽をしたい」と思うのは、結局苦しいのはイヤで、満たされた方が快適だからなのでしょう。肉体的なこだわりばかりが前面に出てきてしまうのかもしれません。
ですから、私たちにとって、そういった物質的な欲望を乗り越えることが第一の課題なのでしょう。
小我にこだわっているうちは得られないものがあります。それは感動かもしれません。感動とは、感じて動くこと、心が動くということです。
前世の記憶が消えているから、現世での素晴らしい出会いやサプライズに「感動」することができます。
私たちの毎日は、あの手この手と次々とドリル（課題）がやってきます。そうやって自分自身の魂を鍛えているのかもしれません。日々の暮らしというものは、大変上手に作られたされた学びの場なのかもしれません。
何か問題が起きたときに、そのつど動揺してしまうのか、それとも前向きに対処できるのか。そういったときは、魂の柔軟性が問われているのかもしれません。
思わぬ出来事の連続が、現世だと思います。思わぬ出来事に遭遇して、初めて自分のことを知ることが出来ます。自分のいろんな面が出て来るでしょう。人間だれしも弱く未熟な存在なので、うろたえることももちろんあるかもしれません。
私たちの人生は、実はそうした自己認識の積み重ねなのかもしれません。自分を知るということは、なかなか難しいことだと思います。しかし、自分の中にある未知なる部分こそが、未来を変える力になるのだと考えられます。
前世療法では良好な催眠状態に入っていただき、普段は思い出せない過去の記憶を思い出すことによって、どうして今この状況に出会っているのかに気付いたり学んでいくのが目的です。
「前世で何をやり残したのか」、「何のために生まれてきたのか」、「自分の役割は何なのか」、前世を再体験することでいろんなことが分かってきます。
今現世で生きていると、一つだけの人生です。
いくつもの輪廻転生を繰り返しているなか、生き続けてきた魂を感じることで、新たな自分を見出すことができるのかもしれません。
ヒプノセラピー（催眠療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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