今の自分～ヒプノセラピーで見つけるシンプルな生き方
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。真冬並みの寒さですね。皆さま如何お過ごしでしょうか。
…円安、選挙と年末に向けて何かと世間はかまびすしいですが、世の中どこか息苦しいものが立ち込めているように感じます。社会全体もそうですし、職場や家庭といった個人レベルにおいてもそう感じます。
そんな中、「シンプルに生きたい」と考える人が増えています。それはさまざまな息苦しさとは無縁でありたいという心の叫びなのかもしれません。
もっと大きな何かに身を任せて、自分の人生だけを真っ直ぐに見つめたいという人間の自然な欲求でしょう。しかし、そのためには、自分自身がシンプルでなければなりません。関わっている社会や集団がどんなに複雑であっても、それに応じて複雑さや気弱さを自分が持ち続けてはいけません。それではいつまで経っても「シンプルな生き方」はできないでしょう。
息苦しい世の中であるからといって、自分もまた息苦しく生きる選択をする必要はありません。とかく日本人は周りに合わせます。自分を捨ててでも、自分の信念を曲げてでも、折り合いをつけていこうとします。最悪なのは、心の中で自他を否定しながら、群れていく生き方でしょう。
しかし、そのような生き方をしていても、いつまで経っても、本当の意味で道は開けてこないし、息苦しさは消えないでしょう。
自分自身がシンプルであるとはどういうことでしょうか。それは一つの「掟」を自らに課して、他の一切に頓着しないということかもしれません。その「掟」を守ることには真剣であっても、他のことには基本的に無頓着であることです。むしろどうでいいと切り捨てる。
そういう生き方ができたとき、世の中の息苦しさと初めて訣別できるのかもしれません。別に世の中に背を向けるということではありません。周囲にどれほど不安や苛立ちが満ちていても、自分までが染まる必要はありません。
自分の信念に合わないものに巻かれていくほど人生は長くないでしょう。無用な不安、悪意、ドロドロした関係に包まれて生き続ける必要なんかないでしょう。
…では「掟」とは何なのか。それは、今の自分を生きることでしょう。自分への厳しさだけは失うことなく、常に「今の自分」を超えようとする向上心はとても大切だと思います。
まやかしではない人生を送ろうというのですから、誰にでもできるとは限らないかもしれません。しかし、それぞれの局面で「今の自分を生きる」ということだけを心がければ、今よりはるかにシンプルな生き方ができるでしょう。迷いや不満やしがらみを少しずつ振り捨てて生きることができるでしょう。
世の中の息苦しさと無縁であるということは、孤高であることの大切さを教えてくれます。自分の人生を真剣に生きようとしない人に、何かを体得したり、誰かに貢献することは難しいでしょう。
今の自分を乗り越えていくことで、よりシンプルな生き方が実現できるのかもしれません。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）は潜在意識にダイレクトに働きかける心理療法です。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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