人付き合いを整える～人間関係の断捨離
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は朝昼晩のフルセッションです。集中して臨みたいです。
…世の中の人間関係は、たいてい「相手と仲良くすることで自分にどんなメリットがあるか」を損得勘定することで成り立っていたりもします。特に、職場などの利害関係が働く場面では。
そんなせちがない世の中で、利害関係のない本当の友だちを探すことはとても大切なことでしょう。相手の幸せを心から喜ぶことが出来る人、そして、自分の幸せを心から喜んでくれる友を持っている人は、何にも代えがたい素晴らしい宝物を持っている人かもしれません。
しかし、そんな友達はめったに見つからないから、みんな寂しさ紛れに打算で付き合っているのが真の姿なのでしょう。「感謝してもらいたい」「自分にどれだけ利益があるんだろう」「謝って欲しい」「自分を認めて欲しい」…、私たちは往々にして、他者への見返りを求めてばかりいます。
しかし他者にいくら求めても、得られるものはほとんどないでしょう。ゆえに他者への甘えや依存から離れて、「独立」していくことは大切なことだと思います。一見、とても厳しい言葉ですけど、「誰とも付き合うな、誰も信じるな」という暴論ではなく、「精神的に独立していきましょう」ということです。
私たちは生まれたとき、無垢で純粋な存在で、無条件の愛情を必要としていました。それが得られなければ傷つき、得られたら安心していました。大人になっても私たちは心のどこかで「無条件の愛情」を求めています。
「無条件に自我が肯定される」ことを望んで、人に近づいていったら、傷ついてしまった経験は誰しもあるかもしれません。逆に、おべっかを言われて、ちやほやされて、相手の描いた絵に乗せられてるのにそれに気づかず、勘違いしている人もいます。
無条件の愛情は、完全無欠の愛情なので、少しでも相手の愛情にかげりが見えたり感じたりすると、悲しくなったり、苦しくなったりするものです。特に過去にトラウマや心の傷があれば尚更でしょう。
無条件の愛情は得難いもので、人は条件なしに他人によくすることはほとんどありません。それを安易に求めようとしても、そうそう得られるものではないでしょう。それを嘆くのではなく、十分に分かっていなければいけないのでしょう。
…Aが嫌いだから、同じようにAを嫌いなBとつるむ。Aに対する怒りがあって、お互いに怒りを増幅することが出来る。そんな集団がいます。
それで一瞬人を馬鹿にして楽しいつもりでいても、実際そこにいる人は怒り迷い葛藤の煩悩に染まって苦しくなっているだけです。どんどん苦しくなっていきます。そうした人間関係はマイナスになるだけです。
もし、無条件で付き合えるような人が周りにいないのであれば、そんな時は、友達や恋人などあえていなくても良いでしょう。「とにかく友達を作ろう」「恋人がいないなんて寂しい」と思い込まず、良い相手がいない時は、いっそ独りでいようとする潔さも大切かもしれません。
今、いろんな人間関係で悩んでいる人が多いです。人付き合いを整えることは、人生のリセットをする上でとても重要なことだと思います。人間関係の断捨離です。
今苦しんでいる関係にしがみつく意味なんてありません。
世の中にはいっぱい人がいて、波長が合う人も、愛のある人もいます。
自然体にお互いを認め合える関係を見つけていきましょう。それまでは、独りでいるということ、孤高であることも大切かもしれませんね。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）は過去を癒し、自分を許していくセラピーです。
より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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