悩み苦しみ~生き辛さを超える哲学
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今朝も瞑想から始めました。心を静める時間は安らぎと平穏の感覚をもたらしてくれます。
…行き詰まり感を拭い去れない現代で、悩み苦しんでいる人が多いです。今まさに人生の崖っぷちに立たされている人、追い詰められている人もたくさんいるでしょう。わたくし自身も悩み多き人生をこれまで歩んできました。
<生きるための哲学>なんて必要ない人は、幸福な人かもしれません。
思うがまま、感じるままに生き、迷うことなく日々の営みに熱中できれば、それに勝ることはないでしょう。
しかし、そんなふうに生きられる人ばかりではありません。
自分が何者か分からず、生きることに、常に迷いや違和感を覚え、本当はどうすればいいのか、どうしたいのかと揺らぎ続けている人もいます。
自分に自信が持てず、いわれない罪悪感や不安を感じている人もいます。
理不尽な状況で不当な扱いを受けて、この生活に何の意味があるのかと、それに耐えることに疲れ切っている人もいます。
本来なら、一番大切な存在であるはずの親と子の関係で、わだかまりを抱えている人もいます。
幸運な人生を送っているはずなのに、生きることに空しさや無意味さが付きまとう人もいます。
人が抱える生き辛さはさまざまです。
その根底には、人が生きるということの根本にかかわる問題がからんでいるように感じます。
悩みと無縁に生きてきたような人でさえ、人生のある時期には、自分の心の問いに対する答えを探し求めようと、七転八倒するときがあります。
そんな時、科学や理屈では答えの出ない問題、つまり答えのない問いに私たちは向き合っているのかもしれません。
間違いのない答えが出ないからといって、答えを出さないわけにはいかないのが人生なのだといいます。
答えは出ないまでも、自分なりに選択と決断をして、生きていかなければなりません。
自分が直面している事態を、どう受け止めればいいのか。
どう考えて選択していけばいいのか。
自分に降りかかっているものは一体何なのか。
何の意味があるのか。
この苦しさをどう乗り越えていけばいいのか。
この困難を押し潰されずに、生き抜くことはできるのか。
人がそう感じ、苦しみ、悩むとき、正解のない問題に、自分なりの答えを出そうとしています。
正解のない問いを問うこと、それこそが「哲学する」という営みなのだと思います。
重い試練に耐え、人生の危機に直面している人々に日々向き合っています。そのなかで、ひしと感じるのは、科学的なアプローチや対処療法的なアプローチでは人は救われないということです。
重い困難ほど、それを乗り越えるためには、形而上の精神的な営みが必要なのだと感じます。
今この試練をどう捉えていくか、それに正解なんてありません。
一片の言葉に、些細な考え方に、救いと光明を見出そうとする営みのなかに、曖昧であっても答えを出そうとする努力のなかに、人間の人間たる真実があるのかもしれません。
答えの出ない問いを問うこと、そして、一見無意味に思えることの中に某かの意味を汲み取ろうとする姿勢が、生死を分かつ分水嶺になるのかもしれません。
すべては私たちの姿勢と選択にかかっています。今、ますます格差社会、ストレスの多い時代に突入しているように感じます。
そうした厳しい時代においてこそ、生きるための哲学を模索することは、いっそう大切に思います。それが、自分らしく生き抜くための勇気と知恵を見出す手がかりになるのですから。人生の崖っぷちを生き抜いて、深く自分らしく生きていきたいものですね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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