シンプルに考える~変わる勇気
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。皆さま如何お過ごしでしょうか。
…物事を難しく考える人と、シンプルに考える人がいます。
どっちかと言えば、シンプルに考えることが大切だと思います。難しく考えると、分析ばかりになり、過去をうじうじ穿り返すばかりで、前に進めないですから。
もともと、私たちは幼少の頃、シンプルな生活をしていました。子どもには、勤労や納税といった目に見える義務はありません。親や社会に守られながら、毎日を自由気ままに生きています。もちろん、そうではない、過酷な環境もたくさんあり、インナーチャイルドは様々な愛情飢餓で傷ついたりします。
万能感というのは、未来はどこまでも続いていて、自分には何でもできるように思えます。しかし、大人になるにつれ、世界はその本性を現わしてきます。
「お前はその程度の人間なのだ」という現実を見せつけられ、人生で待ち受けていたはずのあらゆる可能性が”不可能”へと反転するかのようです。大人になれば複雑な人間関係に絡まれ、多くの責任を押し付けられ、仕事、家庭、あるいは社会的役割が求められます。
かつては理解できなかった差別や戦争、格差社会といった社会問題も見えてきます。頼れるものが何もなく、誰もが不安を抱え、猜疑心に凝り固まっている。みんな自分のことだけを考えて生きている…。
…悩んでいる時、苦しい時は、世界が矛盾に満ちた混沌のなかにあるように感じられます。
しかし、「世界」が複雑なのではなく、「私たち自身」が世界を複雑なものにしているのでしょう。
人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいます。
あなたが見ている世界は、わたしが見ている世界とはきっと違うし、およそ誰とも違う世界観を持っているでしょう。それが良いとか悪いとかではなく、ただそういうものでしょう。
今はなくなりましたが、昔の日本には井戸がたくさんありました。なぜか井戸水の温度は年間を通してほぼ18度で一定しています。これは誰が計測しても同じで、客観的な数字です。しかし、夏に飲む井戸水は冷たく感じ、冬に飲むと温かく感じます。
温度計は常に18度を保っているのに、夏と冬では感じ方が違うわけです。主観的な世界に住んでいるというのは、そういうことなのかもしれません。
私たちは「どう見ているか」という主観がすべてであり、自分の主観から逃れることはできません。
いま、もしかしたら、世界が複雑怪奇な混沌として映っているかもしれません。しかし、私たちが変われば、世界はシンプルな姿を取り戻すでしょう。
問題は世界がどうであるかではなく、自分自身がどうであるか、なのです。何かの事象を、もしかしたら、サングラス越しに見ているのかもしれません。そこから見える世界が暗くなるのは当然です。
それでも世界を直視することができるかどうか。自分自身にその勇気があるかどうかが、私たちに問われているのかもしれません。
人は変われます。きっと幸せになることもできます。しかし、それには一つだけ必要なことがあるでしょう。それは変わろうという意思です。
負の連鎖に陥いることも、長い人生ではあるかもしれません。そこにこだわるのではなく、新しい生き方を勇気を持って選択していくことも大切でしょう。
世界はきっとシンプルに見えてくると思います。自分が変わったとき、世界は変わっていくでしょう。
潜在意識は大きな力を持っています。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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