「今ここ」に集中する
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日が今年最後になります。今日の最後のセッションが終わるまで気を緩めず臨みたいです。
一年間、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。お一人お一人との出会いが、わたしにとって大きな学びであり、挑戦でもありました。
今年もあと僅かで幕を閉じようとしています。
楽しかったあの日、辛かったあの時、今年達成できたことや出来なかったことを、一年の終わりに振り返り、来年こそはと願いを込める時期かもしれません。
皆さまにとってどのような一年だったでしょうか。
私たちはときに、過去に対する「後悔」や、未来に対する「不安」に苦悩し続けることがあります。
私たちは常に「過去」へ流されながら、そして「未来」を感じながら、「今ここ」に立っています。
過去の失敗を反省して、繰り返さぬように方策を立てて今に活かしていきます。
また「未来」に起こり得る心配なことに対して今のうちに備えます。
こうして過去や未来に関することを「今できること」に落とし込んでいるのかもしれません。
しかし、心が疲労している時は、この今に落とし込む変換がうまくいきません。
「なぜあの時そうしなかったのか」という後悔に囚われ続けます。あるいは未来に対して、不安にさいなまれて押し潰されそうになります。
考えるだけでは何も起きず、心のエネルギーと時間の浪費が病に近づけてしまいます。
こうした時のしのぎ方として「今ここで」という考え方があります。
不変な過去や不明な未来にエネルギーが分散することを止め、今できることに集中する。心のエネルギーの無駄遣いを減らす「心の省エネ対策」といえるかもしれません。
例えば、先の見えない夜道を懐中電灯一本で歩かなければならない時、どう歩くでしょうか。遠くを照らしても、光量が足りなくて何も見えません。足もと周辺を照らせば、安全に前に進める程度には明るくなります。ひとまず見える範囲で確実に進み、それを繰り返していく。
操作できるのは今だけ、と割り切って過ごすうちに、無駄な労力と時間だけが闇雲に費やされる悪循環を断ち切れるのでしょう。
そして、結果的には今の積み重ねが未来につながり、同時に今にいかせる過去も作っていくのだと思います。
徐々にエネルギーも充てんされて、過去や未来を「今」に変換できるように回復するでしょう。「後ろを見るな!前も見るな!今を見ろ!」という言葉があります。まさに、「今、ここ」を表しています。
過去でもなく、未来でもない、「今ここ」にできるだけ集中していきましょう。
「今何ができるのか」、「今何をすべきなのか」、この瞬間の積み重ねが一時間となり、半日となり、一日となります。そしてこの一日が、一週間となり、一か月となり、一年となります。その一年の積み重ねが人生をつくっていきます。
「今ここ」を生きていきましょう。来年がそんな年になれば素敵ですね。気持ちを新たに新年を迎えるために、こんな苦悩の対処も大切かもしれません。
皆さまにとりまして、来年が素晴らしい年になりますよう、心から祈念申し上げます。
一年間、本当にありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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