退行催眠療法で思い出す過去世の記憶
おはようございます。 大阪市梅田は曇り空です。 今朝も早起きしてウォーキングをしていました。いい一日にしたいものです。
…現世の生き辛さからスピリチュアルなことに興味を持ち、「生まれ変わり」を信じる人が増えています。前世療法(過去世退行)を受ける方が多くいらっしゃいます。
特にこの20年ぐらいのあいだに、「退行催眠」という精神医学の治療法が発達してきたせいかもしれません。よく誤解されますが、「催眠」とは奇術でも魔法でもなく、意識を特定の一点に集中させることに過ぎません。
訓練を積んだセラピスの誘導によって、被験者の心身が十分にリラックスしてくると、忘れていた昔の記憶(インナーチャイルド療法、前世療法とも)がよみがえってきます。
それを思い出すことによって、原因不明の不安症を軽くしたり、恐怖心を取り除いたりすることが目的です。生きる意味や使命も潜在意識のなかに隠れているのでしょう。
例えば、「水」に対して強い恐怖心を抱いている人に退行催眠をすると、幼い頃の水遊びをしていて、溺れかけたことを思い出したりします。また「暗闇」に異常な恐怖感を抱く人は、幼い頃に暗闇で閉じ込められた記憶を思い出したりします。
催眠状態での記憶の再生は、何となく思い出すというのではなく、その場面の中に入り込み、抑圧された記憶の解放をしていくことにあります。抑圧して抱え込むことが心身を蝕んでいるからです。
催眠状態は眠り込んでいるわけではなく、被験者は自分の体験をすべて意識していて、セラピストの言葉に応じて、自分の意志で意見を述べたり、普段思い出せないことまで思い出すことができます。
催眠とは、心の秘密を強制的にしゃべらせるものではなく、記憶を無理やり創作させることでもありません。その方の無意識(潜在意識)が望まれる「変わりたい」という思いを強力にサポートしていくものです。
人間の心には、本人が自分で意識することのできない、無意識の領域があります。そして、何らかの原因で負った心の傷(トラウマ)が、おさえつけられたままで無意識の領域にたくわえられて、「生き辛さ」という「隠れみの」をかぶって表面にあらわれます。
これまでの精神分析では、自由連想や夢分析などによって、無意識の領域にたくわえられた幼児期の体験をさぐって治療に役立てていましたが、前世療法ではこれを一歩進めて、「過去世の人生」にまでさかのぼらせて原因をさぐるというものです。
無意識の領域には膨大な記憶があります。同じテーマで退行催眠のセッションをさせて頂いても、同じ過去世をおっしゃられることはありません。
ヒプノセラピー(催眠療法)の前世療法は、今の心の投影が心の中にあぶり出されて、顕在化させることによって、トラウマを手放していく手法です。
過去世の一生を深く体験されると、「今の自分」を俯瞰して、客観的に捉えることができます。
すべては心の捉え方です。今近くにいる人とのご縁や、今置かれている状況を多角的に見ることが出来たら、心の平穏が感じられるでしょう。
顕在意識で論理的に分析していくと、どうしても絡まった糸をほぐすことが難しくなり、堂々巡りを繰り返すことになります。
無意識のまかせて過去世の記憶を思い出すことによって、また一つ人生の峠を乗り越えていくエネルギーが感じられるでしょう。
過去世を体験して、今ある自分に意義を見出せたら、また新たな自信を感じることができるのかもしれませんね。使命や役割、そしてその人のタイミングがあると思います。
ヒプノセラピー(催眠療法)の前世療法でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。