使命と役割:自分の人生を生きる
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は朝昼晩のフルセッションです。一会入魂で臨みたいです。
…最近「フローゴルフへの道」という本を読み、とても印象に残りました。「フロー」とは「ゾーン」とも呼ばれ、能力を120%発揮させる究極の集中状態です。ひと度ゾーンに入ると、人は自分が自分でないような最高のパフォーマンスを発揮することができるそうです。
ただ、このゾーン状態というのは、自分の意志で簡単に入れるものではなく、平素から努力をしている人、日々真摯に打ち込んでいる最中に、フッと向こうから訪れてくれる時があるといいます。
ゾーン状態に入るには、自分の能力よりも少し高いことにチャレンジすることです。ゴルファーには、簡単にゾーンに入れる人と、なかなか入れない人がいるといいます。ゾーンに入れない人は、自分の成績や、周囲のギャラリーの目ばかり気にしているそうです。
しかしゾーンに入れる人は、そうした他者の評価ではなく、自分を信じて、自分にできることをベストを尽くそうとします。
無心に打ち込むからこそゾーンに入り、それによって自分の限界を少し超えるプレーができれば、大きな喜びにつながるのかもしれません。
私たちは、他人の評価や結果というものに囚われて、傷ついたり落ち込んだりしてしまうことが多くあります。特に相互監視、同調圧力の傾向がある日本では、そういう雰囲気があります。
しかし、人間の生きる本質はそういうところにはないのかもしれません。弱く、至らない自分をも受け入れ、生かされていることに気付くことは大切なことだと思います。その小さなことの積み重ねによって、よい人生を築き上げることができるのかもしれません。
フランスの哲学者テイヤール・シェルダンの言葉に『私たちはみな、全人類がかかわって一つのタペストリーを裏側から織っているようなもの』というのがあります。すべての人には果たすべき役割があって、一人が欠けてもこの世は成り立ちません。
しかし、生きている間はそのタペストリーの裏側しか見えないために、自分が行っていること、生きていることの尊さに気が付きにくいのかもしれません。
自分を卑下したり、人生に絶望したりして、「自分の織っているものには何の価値もない」と思ってしまうこともあります。しかし、そうして自分に割り当てられた部分を疎かにしていると、その部分の質が下がってしまいます。
辛いことがあってもくじけることなく、一所懸命に自分が手掛けるべき部分を織っていると、そこにいつしか自分なりの絵ができて、人類が織り成すタペストリーをより立派にすることに貢献できるのだといいます。
私たちの日々の営みは、石を一つ一つ刻んでいくのと同じように小さく地味なもので、取るに足らない、つまらないことのように思うことも沢山あるかもしれません。
しかし本当は、自分の営みの一つひとつが、人類のタペストリーを創造する上で重要な貢献になっているのでしょう。人生というものは、決して自分の狭い了見で考えるようなちっぽけなものではないでしょう。
私たちはみな大宇宙につながっていて、共に一つの美しいタペストリーを創りあげていく過程にあります。もっと精神世界を深めたり、想像力を働かせて、大きな存在とつながっていくことが大切でしょう。一日一日を大切に生きていくことが、私たちに求められているのかもしれませんね。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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