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インナーチャイルドの傷:アダルトチルドレン~愛情不足

2014-11-18

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。今日は朝昼晩のフルセッションです。集中して臨みたいです。

 

 

…今日は「母親の愛情不足で育つ子(インナーチャイルドの傷)」について書こうと思います。

 

三つ子の魂百までという言葉がありますが、幼い頃に感じたことは、人生を大きく左右します。幼ければ幼いほど、誰もが親の保護と愛情を必要とします。

 

人によって異なりますが、一般的には、今の生き辛さを遡っていくと、母親との関係に行きつくケースも多くあります。

母親から十分なスキンシップや関心や愛情をもらえていないと、大人になって恋愛や結婚に対して希望が持てなかったり、親密な関係に二の足を踏んだりします。

 

愛情不足というのは、エネルギー不足です。それは、対人関係に限らず、健康、勉強、運動、趣味などあらゆる部分で不具合をもたらします。

 

たとえば恋愛では一人でいることが不安で、恋人やパートナーを次々求めたり、その関係が不安定で長続きせず、同じ失敗を繰り返してしまうことが多くあります。

 

次の相手こそと期待しますが、理想的な人と思うのは最初のうちだけで、自分の思い込みが幻だったと気付いた途端に、相手は最悪の人に変わってしまう。このようなある種機能不全な部分は誰もが持っていますが、それが本人にとって非常に辛いことが、インナーチャイルドの傷です。

 

恋愛や仕事などの問題もさることながら、子育ての問題になると、母という病を抱えた人は、困難や支障を抱えやすいといいます。ある意味、子育てにおいては、もっとも自分の弱くて、未解決な部分と向き合わなければならないともいわれています

 

子供があまり好きでなかったという人も、子供を育てる自信がなかったという人も、運命のいたずらで親になってしまうと、不思議なもので、「親になるスイッチ」が入るようにできていたりもします。ですから、子供なんて嫌いと思っている人も、いざ親になってみると、立派に子育てしているというケースも少なくありません。

 

誰もが幼少期があり、思春期があり、成人して、年を重ねて老いていきます。自分がどう生きるかは、自分自身の責任と選択であり、過剰な依存や思い込みはいろんな意味で人生を汚染し続けます。

 

いろいろ振り返ってみると、あの頃は、もう無我夢中だったということが多いかもしれません。この無我夢中が、子育てにおいても取り組む上で、大事な要素であることは発達心理学でも解明されています。

もちろん完璧な親は世の中に存在しないですし、完璧な環境はあり得ないでしょう。

誰しも、それが表面的に出るかどうかは別にして、愛情飢餓やインナーチャイルドの傷は多かれ少なかれ持っているものです。

 

子育ての際にしつけや習い事とか表面的なことも大切かもしれっませんが、オキシトシンという分泌液にあることが医学的に判明しています。オキシトシンの受容体がたくさん存在する人は、子供を愛することが喜びとなるだけではなく、子供を可愛がることで、不安やストレスも減少します。

 

しかし、オキシトシン受容体が少ししかないと、子供の世話をすることが、あまり喜びとはならず、苦痛に感じられます。その結果、不安を覚えやすくて、子育てがストレスになりやすくなります。そして、オキシトシンの受容体の数を決めるのが、幼い頃にどれぐらい愛されたか、よく世話をされたかだそうです。

 

言い換えれば、虐待されたり、ネグレクトされたりして、愛情不足、あるいは過剰な愛情(過保護)の環境で育った人は、オキシトシンの分泌が悪く、そのため、普段から苦痛やストレスを感じやすい体質になってしまっています。

 

「愛情」や「安心」は言葉で理解するというものではなく、脳で感じるものです。ですから、幼少期の愛情不足によるトラウマのある人は、退行催眠で、幼少期の自分自身に愛情を持って育て直していくプロセスがとても重要になります。

 

 

あくまで自分の内面の問題であり、他者が○○だと判断できるものではありません。自分の内面に潜在意識の膨大な記憶があり、その浄化をし続けていくのがインナーチャイルド療法(催眠療法)です。

 

いくら顕在意識レベルで、「もう大人なんだからと納得しよう」としても、生き辛さは残ったままです。潜在意識から感じて、抑圧された本当の感情を解放すること、そして違うとらえ方をしていくことが、<最も理にかなった方法>の一つでしょう。

 

 

今はストレス社会で普通に生きていくだけでも大変な時代です。もとをたどれば、生き辛さを抱える大人も、愛情不足のなかで幼少の時から苦しんでいたのかもしれません。

 

愛情不足、インナーチャイルドの傷は、合わない環境は、過酷な運命を背負ってしまいます。モノが溢れる豊かな日本で生まれたからといって、豊かに生きれるとは限りません。

外側ではなく、あくまで内側()が大切なのです。自己肯定感、考え方、ヴィジョンすべて形はないものですが、生きていくうえで非常に大切な要素でしょう。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で一人でも多くの方が幼少期からのトラウマから解放されること願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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