院長ブログのトップへ

我執の人~防衛的で依存的になる心理

2014-11-13

おはようございます。大阪市梅田は快晴です。皆さま如何お過ごしでしょうか。

 

 

…社会的に立派に活躍している人が、5歳の子と同じようなことで不満になったりするというのは考えにくいことですが、実際そのようなケースはたくさんあります。

 

自分の肉体が30歳だからといって、自分の心も30歳とは限りません。50歳だから50歳の心、70歳だから成熟した心を持っているとは限りません。

 

自分の中の幼児性が満たされない時、ついつい「立派な理屈」をつけてしまいます。自分の中の幼児性が実際にあるのに、ないと言い張ることは心の歪みにつながってしまいます。少なくとも自分の中で、気付き、軌道修正をしていくことが必要になるでしょう。その試みが、生きるということかもしれません。

 

あるものはあると認めて自分でケアして改善しようとするのが、あるべき姿なのかもしれません。自分の心の中のさまざまな状態に気付かないと、積極的な感情は育たないと心理学的にも考えられます。

 

信頼、情熱、親しさ、魅力、喜びなどのさまざまな人生の良いものは、実際に自分が目を背けてしまうと同時に簡単に逃げていきます。そして心の中は恐れや無力感や敵意や嫉妬や困惑などのマイナス感情に占められてしまいます。

 

自分の言った言葉が他人にどう受け止められているか、いつまでも気にしてしまうと疲れてしまいます。あの人は気分を害したのではないか。あの時のあの態度は自分を責めていたのではないか。相手との会話の流れの中での一言にこだわり続けることもあるかもしれません。

 

そういう状態の人は「我執の人」なのかもしれません。すっかり自分のことだけに囚われてしまっているのです。我執の人であればあるほど、他人を誤解します。他人への理解力はなくなっていくからです。

しかしそれにもたくさんの理由があるでしょう。トラウマ、心の傷、葛藤、劣等感いろんなものを紐解いて、手放すべきものを解放していくのがヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で行うものです。

 

 

防衛的で依存的な人は、他人に好かれようとするあまり、実際には他人の心をつかむことができなくなっています。いつも自分を守ることを考えないと不安になってしまうので、ついつい防衛的になってしまいます。それはとても辛いことでもあります。

 

他人を自分の脅威にしてしまうのは、ほかならぬ自分の防衛的な心の姿勢です。防衛的だから、他人が見えないし、自分が見えません。

 

せっかく人として素晴らしい面や能力があるのに、そこを見ようとしないことは人生の大きな損失かもしれません。自分という存在を正しく知ることが出来たら、他人は自分を傷つけるだけの力を持っていないことが分かってくるものなのでしょう。

 

結局、他人は他人でしかありません。傷つけているのは、防衛的な砦から一歩も出ようとしない自分の姿勢そのものなのかもしれません。そのことに気が付くことも精神的自立への一歩なのだと思います。

 

そもそも自分の人生は自分で切り開いていくものです。どんなに過酷な運命であっても、そこから逃げてしまうと、虚無感と自己否定が雪崩のように襲い掛かってきます。

そこに向き合ってもがく過程の中にこそ、生き甲斐や新たな可能性が見つけられるのでしょう。

 

もちろん、分かり合える同士や友達、尊敬できる人の存在はとても大きな存在です。共に悩み、共に喜びを分かち合える存在はかけがえのないものでしょう。

 

しかし何より精神的に自立していくことが大切なことなのかもしれません。精神的に自立するということは、自分の良心に問いかけて、自分を正しく知ろうとすることです。自分の人生は自分の力でしか変えられないという覚悟も大切でしょう。

 

他人に依存しなくなってはじめて、他人の好意を感じられるようになるのではないでしょうか。特に辛い時期はどうしてもマイナスの感情に浸ってしまいます。そこは底なし沼のようなもので、自力ではなかなか抜け出せないかもしれません。そういう時期は往々にしてバランスを欠いてしまいます。

 

苛酷な状態と向き合っていくことと共に、そこにどういう学びがあるのかというプラスの姿勢も必要でしょう。自分の狭い世界にこだわるのではなく、こだわっている自分を引き離して捉え直していく作業が必要でしょう。大切なことはあらゆる可能性を排除しないこと。人生どんなことがきっかけになるか分かりません。悪意の人やエネルギーを奪うような人からは、どんどん離れていきましょう。

 

マイナスの面を考えるなら、それと同じくらい、いやそれ以上にプラスの面を考え、そのどちらでもない中間のポイントを見つけていくことが大切なのかもしれません。

 

我執とは自分に呪縛をかけていることです。その呪縛を解き、「自分は生きるのに値する存在なのだ」と自分で決めなければいけないでしょう。「己を知る」ということは、容易なようにみえて、なかなか難しいと思います。一生かけてそれに取り組むことが本来の生き方なのでしょう。

 

自己認識の判断の誤りは、過小評価と過大評価の2つの場合があって、両者とも生き辛さの原因になります。正しく自分を俯瞰できたら、肩の力が抜けてリラックスして生きていけるのかもしれませんね。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識の記憶を浄化していくセラピーです。より多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

***********************************************************

潜在意識からのヒーリング関西催眠療法

前世療法インナーチャイルド療法なら、

大阪梅田ヒプノセラピー Pure Solution

************************************************************

セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。

ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。

Tel078-862-1865(完全予約制)

「pure solution」は、人間の催眠状態を利用した最新の心理療法である「ヒプノセラピー」によって、通常はアクセスできない潜在意識に働きかけ、問題解決や自己成長を促すセラピールームです。

ヒプノセラピーPure Solution

Copyright© 2012 Pure Solution All Rights Reserved.