認知行動療法とは~その効果
おはようございます。 大阪市梅田は晴天が続いています。 今日は朝昼晩のフルセッションです。一会入魂での臨みたいです。
…今日は「認知行動療法」について書こうと思います。数多くの心理療法の中で最もポピュラーなのは認知行動療法だといわれています。
心理学者アーロン・ベックが創始した認知療法と、恐怖症や強迫性障害の治療として行われていた行動療法を組み合わせて誕生したのが「認知行動療法」です。
認知行動療法の考え方もをカウンセリングに取り入れさせていただいております。うつ病はじめ様々な精神疾患に対する認知行動療法では、記録を取って、それをクライアント様と振り返りながら「否定的自動思考」や「不適切な推論」を特定し、悪いパターンをご本人に自覚して頂く、気付いて頂く手法です。
私たちの言動は無意識レベルの「思考」の産物です。潜在意識に膨大な記憶があります。
思考は自分で考えることだから、自分ですべてを把握していると思われがちですが、普段気付くことができない数多くの認知パターンを私たちは持っています。
例えば、どうせ自分には無理だ、と悲観的な結論を先に出してしまうことはないでしょうか。実際の判断は零コンマ何秒で判断しています。そして結論を出しています。
その結論が適切なのかを吟味して、実際には、かなり困難なことも、やり遂げていることをご本人に気付いてもらい、自分自身の否定的な認知を自覚していきます。
認知的に扱うだけではなく、さまざまな実践的トレーニングを組み合わせるのが、認知行動療法の特徴で、例えば、課題を実際にやりながら、実行段階であるいは認知レベルで問題を見つけ出して、改善を図っていくことも大切です。
あるいは、認知的リハーサルといって、苦手な場面をリハーサルして、うまくできると評価して、自信を強化していきます。心の悩み、ストレス、トラウマといっても人によって全く違うのです、必要性に応じて、さまざまな技法をいくつか組み合わせて、治療プログラムを進めていくのが認知行動療法です。
ただ認知を変えるだけではなく、実際の行動レベルまでしっかり落とし込めるかどうかが大切だと考えられます。思考や感情は行動と密接につながっているので、行動を変えることで、潜在意識の変化を促していくことができます。
無理に意志や根性だと歯を食いしばって辛いことを取り組むのではなく、もっと楽しく、役に立つ活動に取り組んでいくことによって、いつの間にか、考えが前向きになったり、気分が良くなったりします。
それには、回復したいという動機づけをしっかり持って、できるだけ主体的に取り組むことが大事でしょう。
精神疾患をはじめ、さまざまな生き辛さや悩みを抱えている人は、とても純粋で、生真面目な人が多くいです。繊細さというのは、周りの人のいろいろな悩みを抱え込んでしまいます。
どんな人にも長所と短所があり、意外に自分で気付いていない純粋さや、一途さ、気遣いが、いつの間にかストレスを増やしてしまって、抱えきれないほどの圧力をかけてしまいます。
自分らしさとは何なのか。生きる「方向性」が定まれば、生き辛さも緩和されていくでしょう。
そのためにも、ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)や認知行動療法が自分を正しく知る手助けとなり、今の状態を変えていくきっかけになればと願いながら、日々セッションをさせて頂いております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。