自信が持てない~自己防衛の心理
おはようございます。 大阪市梅田は今日も快晴です。今日は朝昼晩のフルセッションです。集中して臨みたいです。
…今日は「自信」について書いてみようと思います。
自信が持てずに、人の中に入れない、自己実現が出来ない、今の苦しみから逃れられない…、自信がなくて悩んでいる人はとても多いです。自信がなければないほど、当然私たちは防衛的になってしまいます。
馬鹿にされやしないか、傷つけられはしないか、といつも身構えています。その身構えだけで一日が終わってしまい、疲れてしまいます。それはとても辛いことです。
偽りの自分を演じたり、偽りの自信を誇示している状態は、人生は常に非常事態になってしまいます。
いつも油断も隙もない、という具合に身構えています。人生のゆとりや楽しみとは無関係であるかのように。 人の幸福の話が出ると、不機嫌になる人もいます。
「あの人は人生を楽しんでいるね」という言葉を誰かが言えば、どたんに機嫌が悪くなって、「あの人は考え方が間違っている」とか、「外から見ているのと、実際とでは全然違うんだ。楽しいどころか、大変なものだよ」と反論します。
他人が人生を楽しんでいるという事実は、偽りの自信を誇示している人にとっては、認めることができない嫉妬、執着を煽るものかもしれません。自分から逃げる人は、他人を否定することでしか生きていけません。
偽りの自分を演じたり、偽りの自信を誇示している人にとって、生き難い歪んだなものになります。もちろん誰でもその場によって立場もあり、相反するものを持っているものです。そのことそのものに気付いていくことです。
人の幸せを喜べないのは、その人自身が偽っているからです。弱さ、歪みが、間違った自己肯定をもたらし、負のエネルギーを周りにまき散らしているのでしょう。
偽っているから、他人の目が気になり過ぎたり、その結果、たえず「他人に優越している」ことが何より大切になってしまいます。話のつじつまだけを合わそうとしたり、人を見下したり、人に嫌がらせをしたり、自分を貶める行為ばかりをして、そのことで更に自分を責め続けるという負のスパイラルに陥ります。
自己防衛というのは本能ですので、たとえどんなに悪な状態でも、自分を正当化しようとする天文学的な努力をします。
私たち人間には、「二つの自己」があるといいます。「意識されている自己」と、「潜在意識の自己」です。意識されている自己にはこの「正当化」が通用しても、潜在意識の自己にはこの「正当化」は通用しません。
潜在意識の自己はちゃんと本当の理由を知っています。「自分は評価されるのが怖くて回避した」とか、あるいは、「自分は嫉妬心から間違ったことをした」とか、潜在意識の自己はきちんと知っています。
誇大な自己に囚われたり、万能感を感じるために、あらゆる手段を講じたり、偽の自信を支えるために選んだ自己防衛的価値は、その人を破壊するものでしかありません。破壊といっても、一気に自己破壊が起こるのではありません。はじめは様々な煩悩が出てきます。
その煩悩から次第に無気力へ、やがてはうつ病のようになってしまい、椅子から立ち上がることも億劫になります。行き過ぎた自己防衛は人を破壊していきます。自己防衛的な人は、今こそ、生き方を変える時なのかもしれません。
「潜在意識の自己」と向き合い、本当の自分を知ることが大切なことだと思います。等身大の自分を受け入れ、今置かれている場所で懸命に生きることが、豊かな未来につながっていくのかもしれません。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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