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ヒプノセラピー:不安神経症の症状と治療…

2014-09-24

おはようございます。大阪市梅田は曇りです。今朝も部屋のお掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいです。

 

 

…今日は不安神経症の症状と治療について書こうと思います。

 

一口に不安といっても、さまざまなタイプの不安があります。目先のことに対する不安もあれば、もっと漠然とした将来への不安もあります。高いところに上るのが嫌だとか、電車に乗れないとか、特定の状況が怖いという人もいます。

急激に起きるパニック発作も、不安の一種です。人前で話したり、何かをするというのは、多くの人にとって、緊張したり、不安が高まったりします。

 

不安が度を超えて強くなると、会議での発言の順番が回ってくるとシドロモドロになったり、大事なプレゼンテーションなのに頭の中が真っ白になったり、声が震えたり、といったことが出てきます。

 

性格の問題だと諦めずに、しっかりと自分の症状を治療していくことが大切でしょう。

脳についての科学的な研究が進んでいて、人間の性格や感情の動きなどと、遺伝子や脳内神経伝達物質の働きの関係が、かなり分かってきました。

 

幻覚や妄想が生じたり、精神的なエネルギーが欠乏して社会生活を送るのが難しくなる統合失調症は、脳内神経伝達物質の一種であるドーパミンに関係した神経の動きが過剰になることと関係していると考えられます。

 

うつ病や不安神経症では、セロトニンやノルアドレナリンという物質に関係した神経の働きが低下していることが分かっています。

 

 

不安や恐怖、怒りを体験するというのは、決して気持ちのいいものではありません。私たちは、できれば負の感情を感じないに越したことはないと、つい考えてしまいがちです。

 

しかし、不安な気持ちは、私たちが生きていく上で、大切な意味役割も持っています。まず、適度な不安やストレスを感じている時の方が、集中力が高まったり生産性が上がったりします。

 

不安になった時は、ちょっと立ち止まって、この不安な気持ちは、自分に対する何らかの「心のメッセージ」なのではないだろうかと考えてみましょう。生きているといろんなことが起こります。世の中にはいろんな人がいて、価値観も考え方もまったく異なります。

 

これまでのライフスタイルを見直して、もっと自分らしい生き方を見つけていくことも大切でしょう。

そうすれば、不安な気持ちを味方につけることができます。不安のメッセージを受け取るには、しっかりと自分と向き合わなければなりません。

 

不安の底にはこれまで培ってきた「思い込み(認知)」が隠れています。潜在意識の過去の記憶です。

 

認知行動療法は非常に有効な手法ですが、認知は深いレベルでは無意識の領域にあります。潜在意識下での信念や価値観が、不安を起こしている原因となっているからです。

 

モノの考え方や受け取り方を変えると、なぜラクになるのでしょうか。それは不安神経症やうつ病などの精神疾患に苦しんでいる人が、現実を実際以上に重くとらえ過ぎて苦しんでいるからでしょう。

 

不安神経症の症状の人は、多くの場合、「周囲の人は自分のことを低く評価しているのではないか」、「批判的に見ているのではないか」、といつも心配しています。

 

しかしそのような場合、自分だけの思い込みで現実を判断していることが多く、必ずしも客観的な評価ではありません。

 

少し冷静になって周囲を見渡してみると、他の人は思っているほど批判的ではないし、意外と自分がうまく対応できているケースも中にはあるでしょう。そもそも自分を見下げるような人の機嫌などを気にしてもしょうがないです。そういう人は、そういうことでしか、自分を保つことができないのですから。

 

イギリスの有名な心理学者のデイビット・クラークは『不安神経症の患者さんにとって大事なことは、一番危険なところは自分の頭の中だと気付くことだ』といっています。

 

また、『自分をいちばん批判しているのは周りの人ではなく、自分自身であり、不安神経症の人はそのことに苦しんでいる』とも指摘しています。

 

つまり、不安神経症の症状の人は、恐怖や危険を自分の頭の中で作りあげている面があり、治療のためには、そこに気が付くことが大切です。気付くには、自分と正しい方法で向き合わなければいけません。

 

「潜在意識」は答えを知っています。もっと深い深い部分には誰もが持つ英知の泉があるのでしょう。自分の考え方、捉え方を修正しなければ過度の不安は手放せません。

 

”どこかで”違う解釈をして、そこに更に理由付けをして、独りよがりの考え方を助長し過ぎたから、不安神経症の症状になってしまっています。

最初のボタンのかけ間違いから、過去をうまく解きほぐしていくことで、不安の根本から見つめ直していく作業が大切だと思います。

 

そうやって過去の誤解や思い込みは周囲から押し付けられ、自ら作ってしまった呪縛です。

 

自らの呪縛に気付き、自らを解放していくことができたら、適度な不安になって、日常生活がずいぶんと楽になってくるでしょう。

 

ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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