インナーチャイルド~機能不全家族
おはようございます。大阪市梅田は快晴です。 今日は朝昼晩のフルセッションです。集中して臨みたいです。
…今日は機能不全家族について書こうと思います。
機能不全家族とは、家庭内に対立や緊張、身体的精神的虐待、ネグレクト等が恒常的に存在する家庭を指します。
親同士の絶え間ない夫婦喧嘩、兄弟姉妹によるイジメ、愛情共感を与えない行為…、家族の歪みは様々な形でインナーチャイルドを傷つけます。
そのような機能不全家族で育つと、深刻な生き辛さを抱え込んでしまいます。自己否定との闘いの人生にもなります。
機能不全家族に育った人に広く認められるのが、「いい人」を演じてしまうということです。それは、大人になっても当てはまります。
家庭で、職場で、プライベートで、相手の顔色を見て、気に入られようと振る舞ってしまいます。
時には、自分の利益や生活を損なってまで、相手の都合に合わせ、尽くそうとすることもあります。
他人に気を遣い過ぎるだけではなく、親にまで気をまわし過ぎます。それも、幼いころからの体験の中で、心に刷り込まれたインナーチャイルドのパターンなのです。どうやったら愛されるのかと、絶えず親の反応をうかがい、いつの間にか「いい人」として振る舞うことを覚えてしまいます。
親という権威を否定して、支配から離れることも痛みを伴いますが、それができれば、まだインナーチャイルドの傷は小さくなるかもしれません。
多くのケースでは、呪縛から自由になりたいと思いつつも、離れることが不安でもあり、心理的に支配されたままの関係をずるずると続けていきます。インナーチャイルドは潜在意識の中で愛情飢餓を感じ続けます。
権威や圧力の重荷に感じながらも、面と向かうと、機嫌をうかがい、その態度や反応に、気分まで左右されます。「いい人」を演じてしまうということは、それだけ支配されているということです。
支配とは、暴力や強制といった形をとるとは限りません。見かけはもっと美しい、立派な体裁を取る「支配」もあります。
価値観の押しつけ、レッテル貼りは、一方的な「通達」になり、<無力感>に押しやってしまいます。
…諸悪の根源は、適切な愛情や規律がないこと、それと支配という名のコントロールかもしれません。
人によってさまざまな人生の軌跡を描きますが、機能不全家族で育った人は、「自己否定」を抱えやすくなります。アダルトチルドレンで苦しむ人はたくさんいます。
愛されなかった、認められなかったという傷ついた想いは、いつしか自己否定として刻み込まれ、その人を脅かし続けます。
さまざまな人生の姿は、ある意味、この自己否定からどうやって逃れ、それをどう克服しようとしたのかという軌跡なのかもしれません。必死に努力して、人から認められる仕事をして、成果を上げる人もいます。強い自分を装い、弱さを見せないことで、バランスを取ろうとすることもあります。
しかし、あまりにも深く、むごたらしく刻み込まれた傷は、トラウマとなり、その人の人生を損ない続けることもあります。仮に、努力によって成功して、強い自分を確立して、自分を磨いた人でさえも、その根っこがすっかり克服されたとは限りません。
うまくカモフラージュしても、心の底にある空虚感や不安定さは、隠されたまま残っていることが多いです。
機能不全家族で育った心の傷は、さまざまです。いい人を演じることは、その一例ですが、とてつもない生き辛さになってしまいます。外に一歩踏み出すと、外向きの仮面をかぶり続けることは、本当の自分を裏切り続ける行為ですから。
幼少期からのトラウマからしっかり癒して、本当の自分を発見して育てていくのが、ヒプノセラピー(催眠療法)のインナーチャイルドです。
もっと自由で、自分らしい生き方を引き寄せるためにも、気付きと癒しをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。