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悪意・嫌がらせ~良心を持たない人たちの心理

2014-08-09

おはようございます。 大阪市梅田は大雨です。 今日は朝昼のセッションです。集中して臨みたいです。

 

 

悪質な嫌がらせは古今を問わずあり、今も社会的問題にもなっています。いじめなどの陰湿な行為は非常に深刻なことで、被害者はとても辛い思いをしています。もちろん、そういうことを平気でしている人たちの弱さや歪み、逃げ、身勝手さが問題の根幹にあるでしょう。

 

群れて人を攻撃して、特定の人間を悪意を持って嫌がらせをする。良心というものがなく、罪の意識や良心の呵責を感じず、人の人生を台無しにしてでも自分を正当化する人がいたとしたら、その人間は心の底で何を感じているのでしょうか。

 

自分本位な、怠惰な、有害な、不道徳な行為をしても、を感じない人がいたら。

 

個人や家庭だけではなく、職場、地域という集団でも悪意を持った嫌がらせがたくさんあります。たとえば世間では一流企業などといわれる会社であっても、あるいは市役所、病院、教育現場においても、驚くような悪意、いじめがあります。そしてそのほとんどは歪められて、隠ぺいされています。

 

失意のどん底の中で耐えている人も、個人という無力さに打ちひしがれている人も多くいます。そのような悪行は、必ず「恐怖」で支配され、罪悪感を相手になすりつけて「隠ぺい」されています。

 

良心を持たない人たちは、自分の本性が分かっているのでしょうか?

 

今日は、「良心を持たない人たち(サイコパス)の心理」について書こうと思います。

 

サイコパスは<自意識>が欠けていると考えられています。

 

自分がした破壊的な結果を目にしても、ただ「やったのは自分ではない」と言い、心からそう思っているような顔をします。

 

他の人との絆をないがしろにするだけではなく、自分自身との関係も非常に希薄です。

そして良心のない人は、自分が他よりも優れている考えたがります

 

自分以外の人はお人好しで、間抜けなつまらない人間とみなして、どうしてこんなに大勢の人たちが、大事な野心のために人を操ろうとしないのか理解できません。

 

しかし、サイコパスも意識のどこかずっと下の方で、何かが欠けている、他の人たちが持っている何かが自分にはないという、かすかなささやきが聞こえているとも考えられています。

 

良心を持たない人は、他の人々にゲームを仕掛けます

 

勝手にルールを作り、そのルールを強要します。

 

そして人を支配するのです。

 

彼らは”生物の命”や”魂の神秘”には興味を持ちません。人類そのものとなにがしかの絆を保っているつもりですが、羨望や渇望、我欲の内面は一面的で不毛であり、多くの人たちがしめす生き生きとした感情的反応とは比べものになりません。

 

もし、勝ちたい(否定したい、攻撃したい)という冷たい望みしか感じないとしたら、愛や利他の心や思いやりの意味は理解できないでしょう。

 

 

ここで、良心に関する「遺伝」について考えてみたいと思います。サイコパスの問題が問われる時、「生まれか育ちか」という議論があります。異常な人格は、先天的に血の中に備わっているのか、それとも環境によって作りだされるのか、という議論です。

 

現段階の医学の研究の答えは、おそらく「両方」ということになるでしょう。

人間の性格の多くの面、例えば外向性や神経質などは、ある程度<遺伝的要素>に影響されることは明らかになっています。

 

有名な科学的研究として、一卵性双生児と二卵性双生児の比較があります。この研究では「遺伝率」と呼ばれ、性格特徴(外向性、神経質、権威主義、感情移入など)が遺伝する可能性は35%から50%という結果がでています。

 

 

サイコパス的人格である「良心の呵責を感じない」「自分本位」「攻撃的」「社会規範を守れない」「無責任」「衝動的」という特徴は先天的な要素がある程度あると考えられます。

しかし、無数の遺伝子が寄り集まって、どのような脳の機能を形作り、行動に結びつくのかは、まだ正確には分かっていません。幼少期の環境、思春期のこと、その後の出会い、当人の気付き、学びなどたくさんの要素があります。

 

人間のDNAから、たとえば「自分本位」といった入り組んだ行動概念を抽出するには、生化学、神経病学、心理学が入り交じる長い迷路のような旅なのかもしれません。

サイコパスの大脳皮質では、神経生物学的部分と行動的部分を結ぶ重要なつながりの一つが、機能変調していることが分かっています。

 

普通の人は、中立的な言葉(テーブル、椅子、傘)よりも、感情的な言葉(愛、憎しみ、快適、苦痛、幸せ)に強く反応しますが、良心を持たない人はそこにあまり反応を示さないのです。要は外面的なことばかりに意識がいくのです。しかし、一見冷淡でありそうでありながら、自分をどう演出するか、どのように人に見られるかばかり意識して、人に対して凄まじい心理的依存があります。

 

良心は単に罪悪感や自責の念を感じるだけのものではなく、「感情」を体験して、他者との絆」を結ぶ力と深く関係しています。人との付き合いの多さが関係しているのではなく、共感力、思いやり、想像力の欠如です。

 

悪意や嫌がらせという理不尽なことをされたら、それに怒りを感じて抗議するのは、当たり前なことだと考えがちですが、相手によってはそれが通じることなく、更なる悪意を誘発こともあります。

良心を持たない人たちは、約4%(25人に1人)いるといわれています。

 

そういう場面に出くわしたり、サイコパスに出会ったときにどう対処するかは、私たちの大きなテーマなのかもしれません。世の中には本当に見かけ(社会的地位、職業、外面的態度)では分かり得ない人たちが普通にいたりします。嫌がらせや悪意は、法律などでは全く取り締まりができない面があるでしょう。教育とか学び、啓発の方が大切なのかもしれません。

 

より良い社会を実現するためにも、私たち一人一人が「良心」を持って日々生きることが大切なことでしょう。そして、決して相手の土俵に乗らないこと。サイコパス的な人、自己中心的な排他的な人は、傍若無人な思い込み、言い分、レッテル貼りで、無茶苦茶で荒唐無稽なことが多くあります。

 

自分を大切にすること、尊厳、自分の命、家族、仲間、仕事、プライバシー、夢、魂の向上。そのためにも、悪意や嫌がらせなどのによって攻撃、否定された心の傷を癒していきましょう。

 

トラウマを癒し、自分を強く柔軟に育てていくことから、すべては始まるのかもしれません。悪意を向けられたり、集団でレッテルを貼られたり、いじめを受けたり、虐待や否定攻撃があると、トラウマになってしまい、自分自身も精神的におかしくなってしまいます。自分であって自分でない感覚、フラッシュバック、うつ状態、対人恐怖など、人によってもトラウマの症状は異なります。

 

 

一人でも多くのしいたげられた人が楽になられて、人生を取り戻されることを強く願っています。ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識の傷を癒していきましょう。

苦しみを学びに変えていき、もっと自分らしい生き方を引き寄せていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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