自分から人を避ける心理~回避型
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。今朝も瞑想と掃除から始めました。
最近はSNSなどのネットで簡単に人とつながることができますが、
一方で、抑圧されて生き辛い社会のせいか、
自分から人を避ける回避型の人が非常に増えています。
…「人と親密になることを避けてしまう」
「何をやってもうまくいかないと感じてしまう」
「責任や束縛が嫌だ」
「傷つくことに敏感」
「失敗を恐れてしまう」
「人の評価が怖い」…
それが頭の中で自動再生のように反復される。
外からは分からないですが、当人はとても辛い状態です。
自分の内面のことを打ち明けられる場所がどこにもないためか、
一人抱えてしまっている人も多いです。
群れることで同調し、妙ね安心感を求めがちな社会においては、
特に、心理的な生き辛さが増えていると考えられます。
人との付き合い方は人によって異なりますし、個人の自由です。
多くの人と付き合う人もいれば、孤独を愛する人もいるでしょう。
もちろんたった一人では生きていけませんが。
本当は誰かとつながりたいのに、
無意識に自分から人を避けてしまったり、親密になれないことで、
「孤独感」や「恐怖心」、
人間不信などの「自己否定感」で苦しんでいる人もたくさんいます。
誰しもが外には見せないように苦心していますが、
その人「固有の恐怖心」を持っています。
健康のこと、仕事のこと、人間関係のこと、将来のこと、
人によって違いますが、恐怖心は誰にでも潜在意識の中にあります。
ただ無意識にある恐怖心によって自分から人を避けるのであれば、
そこに生き辛さを抱えてしまうでしょう。
この対人関係の回避パターンは、
潜在意識の中にある≪心の傷≫が原因 だと考えられます。
ヒプノセラピー(催眠療法)は、
この原因となっている「心の傷」を解放して癒していくのが目的です。
自分から人を避けると、人との距離感が分からなくなり、
失敗や傷つく恐れのあることに対して大きな恐怖心を持つようになってしまいます。
それは心の反応としては、ごく自然な反応かもしれませんが。
トラウマがあれば、生きていくことが、どうしても小さく萎みがちになってしまいます。
〈自然の自分〉ではなくなっていくと、
生きるエネルギーが奪われていくからです。
これは世間一般であまり知られていないことですが、
〈自分から人を避ける回避型の人〉は実はとても多く、
外見上は社交的で、人生をエンジョイしているように見える人や、
社会で活躍している人の中にも幅広く認められる
ことが研究でも明らかになっています。
心理的な回避の根底には、
過去の見捨てられ体験、愛情飢餓などの傷が
潜在意識(深層心理)にあるからと考えられます。
潜在意識の中にある恐怖心や思考パターン、
怒りの抑圧が、どうしても無意識に「対人関係」に出てしまうのでしょう。
良くも悪くも環境に、もろに影響を受けるのが人間かもしれません。
そして、それはとても深刻な生き辛さをもたらします。
ヒプノセラピー(催眠療法)は潜在意識から≪原因≫となっている心の傷を癒し、
本来の自分へ戻っていくための療法です。
人は皆、程度の差こそあれ、
無意識のうちに、自分から人を避け、回避していくことで、
弱く傷ついた自分を守っていたりするものです。
ただそれが強化され続けると、
生きていくことが辛くなってしまいます。
抑圧された負の感情を見つめ直して、
必要がないものは断捨離していきましょう。
そして、自分らしい人生を肯定していきましょう。
心の傷やトラウマは人によって異なりますが、
一般的には、幼少期からの養育環境の中で、
愛着が希薄な回避型愛着スタイルがあったりします。
愛着スタイル(インナーチャイルド)は、
幼い頃からの親との関係に始まって、
さまざまな対人関係を経験する中で確立されるもので、
心理学的だけではなく、生物学的な影響もあることが分かってきています。
このような過去のトラウマや愛情飢餓、見捨てられ体験をした
過去の自分を見つけていき、癒していくのが
ヒプノセラピー(催眠療法)の大きな目的の一つです。
群れで行動するのを好む種がいるのと同じように、
単独で行動するのを好む種がいることはごく自然なことです。
自分から人を避けようとする回避型の心理の大きな特徴は、
他人との間に親密な関係を求めようとしないということなのでしょう。
回避型の人は、自分の心の中をなかなか明かそうとはしません。それが悪いことでも恥ずかしいことでも何でもありません。人それぞれ違いますから。
世の中には悪意な人、幼稚な歪んだ人は、そういう弱みに嫌がらせをしようと土足で踏み込んで来ようとしたりします。そういうことしかできない人間の愚かさですが、逃げる、群れる、同調するで誤魔化している人がとても多いから、社会は病んでいて、ますます回避型の人も増えてしまっているのかもしれません。
回避型の人は、相手が親しみや好意を示してきても、
時にはそっけない反応をしがちです。
他人と一緒に過ごすことよりも、
基本的に一人で何かすることの方が気楽に楽しめます。
他人と過ごすことにまったく興味がないわけではないし、
その気になれば出来ないことはないですが、
そこにちょっとした苦痛や努力を伴ったりします。
どうしても、傷つくことや拒否されることに敏感になってしまい、
そうした危険を避けるために、
人と親密になったり、自分が目立ったり、
責任を担ったりすることを極力避けようとします。
人によって感覚はもちろん異なりますが、
回避型の本質は、不安が強いとか消極的ということではなく、
親密な信頼関係や、それに伴う持続的なしがらみを避ける点にあると考えられます。
回避型の人は、それを苦痛に感じてしまうのです。
そして、もう一つの特徴として感情や情緒を抑える傾向がありますが、
これが「生きづらさの原因」を作り、増幅していくことがあります。
建て前やしがらみから逃れるためには、
愛着が足かせとなってしまうのです。
それを理解していない人が周囲にいたら、
すぐに「異質な人」、「よく分からない人」とレッテルを貼られたり、
イジメにあったりします。
優越したいエゴの集団は世の中にたくさんあります。
家族のなかでも、職場でも、地域でも、どこでにもあります。
回避型のタイプの人の適応戦略は、
親密さを避ける(少し距離を置く)ことで、
情緒的な束縛やしがらみから自由でいようとする生き方といえるでしょう。
「人付き合いが苦手である」とか、
「親密な関係を好まない」とか、
「一人の方が気楽」といった自分から人を避ける回避型の人は、
生まれ持った先天的な特性も当然あるでしょう。
かつては、こうした傾向の人は、ジゾイド(分裂気質)と呼ばれていましたが、
今はその解釈は間違いであることも解明されています。
今は、発達心理学の研究が進んできていて、
愛着スタイルを決定するのは、
遺伝的要因と養育環境、その後の出会い(環境)であることが分かってきました。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法)では、
心の傷となっている根源的な部分からトラウマや生き辛さを癒していく療法です。
幼少期(人によっては思春期であったり、成人してから)
のトラウマは人によって様々です。
精神的、肉体的虐待はもちろん、
ネグレクト(育児放棄)、スキンシップの欠如、
イジメ、強制、否定、レッテル貼り、
適切な関心や共感、肯定すること、寄り添うことの欠如は、
自分にも他者にも悪影響を与えます。
画一的で一方的な関わりは、ひずみが大きく、
自然な弾力性を押し込めてしまいます。
人によって感じ方、考え方、生き方は違いますので、
相手への尊重の念をなくした時点で、
その人とのエネルギーはマイナスに働き始めるでしょう。
もしそういう人がいれば、適切な距離を取り、
離れていくことです。
いずれにしても、自分から人を避ける回避型愛着パターンは、
多くの場合、過去のトラウマを引きずったままの状態だと考えられます。
抑圧された記憶を解放して、
ありのままの感情を見つめ直して、肯定することは、
本来持っている大切な人格を育てなおすことです。
潜在意識の中にある抑圧されたものを解放して、
《本来の自分》に戻っていき、
自分らしさを感じられる人生を実現していきましょう。
ヒプノセラピー(催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法)が
そのお役にたてば願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
***********************************************************
************************************************************
セラピーについてご質問、ご不明な点がございましたら、どんなことでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。いかなる場合でも、24時間以内に御返事させていただきます。
ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。