無意識の選択~インスピレーション
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。 今日も暖かくて過ごしやすい一日になりそうです。
…何年か前にNHKで放映されていた「白熱教室」で、『選択の科学』が話題になっていました。番組が面白かったので、本も読みました。
私たちは生きていると、いろんな場面で選択をしていることが科学的な側面から分析されていました。
今日はこの「選択」について書いてみようと思います。
「世の中おかしいぞ」—-数年前まではだれもが事あるごとにこういう感想を述べたものですが、今はどんなことが起きても、その都度大きなため息をつくだけで、嵐が通り過ぎるのを肩をすくめてやり過ごしているようなものかもしれません。
日々報道される情報などを見ていると、世の中はどんどん悪くなっている、という論調を感じることさえあります。
高度経済成長を経てバブルがはじけた頃、ある種のあてどなさ、やるせなさを強く感じるようになり、<生きる>ということはどういうことなのか、自分なりに考えるようになりました。
そして、今に至るまで惑い、悩み、あれか、これか、と思いを巡らすうちに、ふと感じたことは、「あれか、これか」という二者択一ではなく、『あれも、これも』という包括的な生き方をする方がいいのではないか、と思うようになりました。
十九世紀のデンマークにキルケゴールという哲学者がいました。
キルケゴールは、いきいきとした生の達成のために、個人はそのかけがえのない使命を遂行すべく、常に「あれか、これか」の選択をしなければならない、と説きました。
誰もが無意識のうちに「あれか、これか」の選択をしているのでしょう。これをとって、あれを排除して切り捨てていいものだろうかと。
光があれば影があり、プラスがあればマイナスがあります。生があれば死があるように。人間の生命の本質は、これら両極の混ざり合ったところにあるのではないでしょうか。
あれもこれも、と抱え込んで生じる混沌を認め、もう少しいいかげんになることによって、たおやかな融通無碍の境地をつくることが、枯れかけた生命力を復活させることになるのかもしれません。
よくよく考えてみると、一つの出来事に対して、いろんな解釈ができます。いつも異なる二つの思い—アンビバレントな感情を感じるものでしょう。
右に振れ左に振れていくなかで、いろんな出会いがあり、自分を深めていく機会があると思います。
選択肢の幅を広げ、大局的な観点から見ることができたら、より深く自分を知ることができるのかもしれません。
あらゆる経験は学びのためにあるといいます。もちろん程度問題で、これはあくまで一般論ですが。
自分の経験は自分にしかできないものです。そこから学び一歩成長出来たら素敵ですね。ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
