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ヒプノセラピー(催眠療法):寛容~許すこと

2014-02-07

おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。今日は昼と晩のセッションです。朝からお部屋の掃除をしていました。

 

…今日は「許すこと」について書こうと思います。

今はあわただしい世の中で、誰もがなにかを必死に求めている欲が渦巻く社会でもあります。

自分たちが生きていく上での確信のようなもの、生きていく支えになる強いバックボーンが欲しいと誰もが感じているのかもしれません。

 

そういう欲求に対する一つの素朴な返答として、とにかく自分だ、自分の生活、自分の家族、それから個人個人の肉体だ、と内向きに考える傾向が強いように思えます。

 

特に個人レベルでは、目には見えない精神よりは、分かりやすい肉体をなんとかしようというわけで、何年も前から大変な健康ブームです。しかし、そもそも健康なんていうのは幻想にしか過ぎないのかもしれません。

 

仏教の思想では、人間の体のなかにははじめから四百四病が内在している、という考え方があります。

それが表に現れた状態が病気、仏教でいうところの<不安>です。

 

人間は必ず死にますし、どんなに丈夫な人でも老いが発症しないことはありません。体のメカニズムの核となるのは免疫なのでしょう。

 

最近の免疫学のいちばん興味深い点は、生物の免疫に「寛容」という概念を発見したことかもしれません。 自己と非自己が、お互いに拒絶せずに、なんとか折り合って生きていこうとする動きを、免疫学で<寛容>というそうです。

 

寛容とは許すこと、欠点を認めることであって、激励ではなく、慰めです。つまり、頑張らなくていい、頑張れない人に頑張れなんて言うことないよ、ということです。

 

生きているといろんなことが起こるので、深刻に落ち込む時期もまた、長い目で見たら大切なことかもしれません。

 

一般的に、喜びは人間の生命力を高めるが、悲しみは逆に低下させると考えられがちですが、実はそうではありません。

 

本当に悲しむということは、感動することですから、喜ぶのと同じように人間の生命力を活性化して、免疫力を高めるそうです。

 

私たちが悩んだり、つらい思いをして、ときには涙を流し悲しむことも、人間の体にとって大切なことかもしれません。暗いことにも、さびしいと思う気持ちのなかにも、大事なものがあって、頑張らなくていいよ、というメッセージがあるのでしょう。

 

大切なことは、病気になったり、悩んだりしたとき、そこにどのような学びや気付きがあるか、ということだと思います。

 

拒絶するのではなく、許して受け止めることによって、そこから大切なメッセージを感じ取ることができるのかもしれません。

 

 

ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)は潜在意識に直接働きかける心理療法です。左脳で考えてもでないこと、頭では分かっていてもできないことは、潜在意識にブロック(トラウマ)があるからでしょう。

 

心の傷を癒されて、人生で起こったいろんなことを肯定できる状態になっていただければと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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