インナーチャイルドの傷~過剰なコントロール
おはようございます。 大阪市梅田は少し曇っていますが、だいぶん暖かくて過ごしやすいです。 皆さまいかがお過ごしでしょか。
…今日は”インナーチャイルドの傷”について書こうと思います。
不健康で過剰なコントロールの害が起きるのは、欺瞞と混乱に満ちた家庭ばかりとは限りません。外から見れば理想的に見える家でも、内部は正反対だったりすることがよくあります。
特に、本当は問題がたくさんあるのに「うちには問題なんてありません」と世間体ばかり気にしている家は、有害なコントロールが行われているともいわれてます。
また、不健康なコントロールという点では、自分を喜ばせることばかり要求する、強圧的に命令ばかりしているケースとよく似ているかもしれません。
心が疎遠な人は、温かい心の通い合いを他者から奪うことで思い通りにをコントロールしてしまいます。そうなるとインナーチャイルドは深く傷ついてしまいます。
情緒不安定ですぐに怒りを爆発させる環境では、いつ怒り出すかわからないという不安を植え付けることで支配しています。
同様に、かまい過ぎて過保護で窒息させる親も、自分のことで頭がいっぱいでニーズに考えを巡らすことが難しくなります。過剰な押し付け、過剰な否定は、対象からいろんなものを奪い、傷ついたインナーチャイルドは生き辛さを深めていきます。
インナーチャイルドの傷を癒して、新たな自分を確立していくのは、誰かを非難するためのものではありません。バッシングをしても、生き辛さの解決には向かわないものです。
そこが難しいかもと思いますが。。理不尽なことをされたら誰でも怒りは感じるものです。怒り、恐怖、押し付けられた罪悪感をできるだけうまく手放していきましょう。
完全な環境はないですし、完全な親などどこにもいないでしょう。そういう意味でも、誰もがインナーチャイルドに傷はあるはずです。ただ、それが深刻になるかどうかだけであって、どんな人も生きる上でいろんな傷をインナーチャイルドに抱えているものだと思います。
適切なコントロールと、していいことと悪いことのルール作りはある程度必要でしょう。それは家庭に限らず、あたゆる組織、集団でもそうです。
いずれにしても傷ついたインナーチャイルドを癒して回復させていくためには、自分という視点を持てるようになれるかどうかが一つの大きな指標かもしれません。
過去のトラウマを癒し、開放していくには、自分を見つめ直し、育てなおしていく以外にありません。
自分が主体となって、起こった出来事の意味が腑に落ちれば、もっと楽な生き方ができるようになるでしょう。
ヒプノセラピー(退行催眠療法)は潜在意識の記憶を癒していく心理療法です。びくびくして怯えているインナーチャイルドを助けて支えてあげましょう。
セラピーを通して、より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
