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マイナス思考は、なぜ苦しくなるのか

2014-01-27

おはようございます。 大阪市梅田は暖かい日が続いています。皆さま如何お過ごしでしょうか。

 

 

 

…自己啓発ブームもあり、プラス思考とか積極思考ということが盛んにいわれています。今日はマイナス思考について考えてみます。

 

心と体はいつも対話をしています。医学の研究でも、「心で考えること」は、抽象的な観念ではなく、きちんと物質化されて「体に作用する」ことが分かっています。

 

人から何か言われて「いやだな」と思うと、老化を早めたり発ガンを促進する物質が体内に発生するそうです。

 

反対に「ありがたいな」と思うと、若さを保ち体を健康にする物質が作られるといいます。

 

心の持ち方によって変化する体内に生じる物質とは何なのでしょうか。

 

それは一般にホルモンといわれているもので、このうち主なものは、アドレナリン、ノルアドレナリン、エンケファリン、β-エンドルフィンなどが挙げられます。

 

人間は怒ったり緊張すると、脳内にノルアドレナリンが分泌されます。恐怖を感じるとアドレナリンが分泌されます。

 

ホルモンとは細胞間の情報伝達物質ですから、脳の指令を細胞に伝える役目があります。例えば、怒りの情報が伝達されると、体はシャキッとして活動的になります。

 

その意味では生きていくのに欠かせない物質なのですが、どういうわけか毒性もあるそうです。

 

つまり、怒り恐怖など強いストレスを感じていると、ノルアドレナリンの毒のせいで病気になって、老化も進み、早死にしてしまうのです。

 

一方、いつもニコニコして物事を良い方へ捉えていると、脳内には脳細胞を活性化して体を元気づけるよい働きのホルモンが分泌されます。

 

これらのホルモンは若さを保ち、悪い細胞をやっつけ、人を楽しい気分にさせてくれます。

 

人間は与えられた状況で、少しでも楽しむ工夫が大切なのかもしれません。人間は結構悪いことも考えるし、実際にそれをやっています。

 

例えば、「人を押しのけてでも自分が得をしよう」と考える人がいます。そうやって大金を儲けたとします。あるいは、人を否定攻撃、集団監視をして、歪んだ優越感に浸ったとします。

 

あるいは、、地位や名誉を得たとします。

そのような願望が実現すれば、その人は嬉しいはずです。嬉しければ脳内モルヒネは分泌されます。

 

しかし何故かそのような楽しみは長続きしないのです。必ずどこかでおかしくなる。どこまでも劣悪な本能に従って生きていると、人間性がどんどん蝕まれてしまいます。

 

世のため人のためにならないこと、人を否定するようなことをすると、どういうわけか脳がその人を滅びの方向へと引っ張っていくのでしょう。どんなに表面的な結果を出せても、心のなかは不全感であふれてしまうからです。

 

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普段気付けない記憶にアクセスできて、必要がなくなったものがあれば、どんどん浄化していきましょう。自分らしい生き方、自由な感覚を潜在意識に根付かせることができたら、心はもっと楽になるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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