ヒプノセラピー(催眠療法)~トラウマを癒す:よみがえる記憶
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。 今日は朝昼のセッションです。気を充実させて臨みたいです。
…今日はトラウマについて書こうと思います。
トラウマによって起こる反応はさまざまなものがあります。
それはPTSD(心的外傷)だけに限られるものではありません。
たとえば、具合が悪いけど病気というほどではないという人もいれば、抑うつ的になる人もいますし、一時的に錯乱状態になる人もいます。
また、不眠症や摂食障害になることも考えられます。
トラウマとなるような体験のあとに起こってくる症状は、ほぼ3つに分類できると思います。
①再体験
外傷性の「記憶」がよみがえる体験です。
再体験は、「侵入」的に起こります。
つまり、普通ならば、人は思い出したいときに思い出したいものを思い出すことができますが、外傷的な記憶についてはそういうコントロールができません。
向こうから記憶が侵入してくるのです。凄まじい記憶が延々よみがえるので、現実を生きることが非常に辛くなります。
そのような記憶の再生は、生々しい恐怖の感情が伴っているからです。
そのような出来事の想起は、強い苦痛をもたらします。
人によっては、再体験が四六時中起こるために、日常生活がほとんど出来なくなることもあります。
②回避
再体験の症状が苦痛をもたらすために、今度はそれを避けようとする「回避」が起こります。
もちろん回避によって苦痛を避けられますが、このために活動の範囲は狭まります。
また、感情の幅も狭まります。
ほとんどの人が、トラウマとなる出来事の後、楽しみのための活動を失う傾向があります。
それぐらいトラウマというのは深刻なダメージを与えます。
③過剰覚醒の持続
常にリラックスできない、緊張している、というのが症状の中心です。
まずリラックスを必要とする睡眠が難しくなります。
ここ何年もぐっすり寝ていないという人も多くいます。
いつも緊張状態にあるので、イライラしてすぐに怒ってしまって、感情が不安定になってしまいます。
異常なこと(集団でのいじめ、悪質な犯罪、否定排除、DV)をされると、心が不安定になってしまうのは、心の反応としては自然なことです。
…このようにトラウマがもたらす被害は非常に深刻です。
そのトラウマはあまりに衝撃的な一時点での出来事かもしれません。
あるいは、持続的な犯罪のような長期間にわたるものかもしれません。
いずれにしても、人間が人間にすることほど悪質で、残酷なことはありません。しかも、やった加害者側はまったくそのことを理解していません。無自覚なまま、自分の憂さ晴らしで、人の人生を無茶苦茶にして、深刻なダメージを与えています。
酷い虐げられた経験はみじめで、残酷な恐怖として、心(潜在意識)を萎縮させます。
傷ついた過去の自分を癒して、インナーチャイルド(本来の自己)を開放していくことが大切です。
トラウマが起こる前の段階にもどすことが目的ではなく、いかに傷ついていったかを知り、そこから学ぶことがあれば学び、自分を支えていくことが必要になります。
トラウマは人の一生を左右するほどの影響力を持っています。
潜在意識の傷を癒していくことで、トラウマからの呪縛を解放することができれば、生き方や感じ方が変わってくるでしょう。
ヒプノセラピー(退行催眠療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
