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ストレスと脳~トラウマを癒す

2013-12-01

おはようございます。 大阪市梅田は今日も快晴です。今朝も部屋の掃除と瞑想から始めました。一会入魂での臨みたいです。

 

 

…最近「脳科学」の本をよく読んでいます。脳科学の勉強をすると、いかに「ストレス」が脳と関係しているのかがよく分かります。

 

脳生理学者のポール・マクリーンは、トラウマがどのように私たちに影響を与えるのかを脳の3つの部分から解明しました。

 

一つ目は、最も原始的な脳で、旧皮質と呼ばれています。

 

私たちが生きていくために安全を確保するための方法、「反復」を司る部分です。

 

2つ目の脳は、感情と関係している大脳辺縁系と呼ばれる部分です。

 

興奮、喜び、怒り、恐怖、悲しみ、恥ずかしさ、嫌悪などといった感情を司っています。

 

そして3つ目が、脳の最も洗練された部分といわれる新皮質で、思考を司っています。

 

私たちが論理的であったり、言語を使用したり、将来のことを計画したり、複雑な問題を解決したりするといった能力は、この部分からでてきます。

 

これら脳の3つの部分は、互いに独立したシステムですが、脳全体の釣り合いを保つために、連携して機能しているそうです。

 

脳は、生活上で時々しかおこらないストレスには、あまり反応しません。情動を表現することいよって、バランスを取っているからです。

 

ストレスが頂点に達すると、私たちは怒りを爆発させたり、悲しみで涙を流したり、恐怖のあまりガタガタ震えたりします。これは心の自然な反応でもあります。強い感情(特にトラウマ)にはたくさんの理由があります。その原因を緩和していくことが大切でしょう。

 

涙もストレスフルな化学物質を取り除く作用をしていることが証明されています。脳は情動(感情)の表出を抑えつけない限り、それによってバランスを取っているのです。

 

 

 

情動を禁止されたり、ストレスが過剰で慢性的になると、脳は「問題」を抱えることになります。

トラウマになるようなストレスにさらされると、脳システムはバランスを保つために「異常な方法」をとります。それが自我防衛機制と呼ばれる「防衛本能」です。

 

周りの人に対して過剰に防衛的だったり、過剰に神経質だったりするのは、脳の防衛機能が働いているからなのです。

脳と心は密接にかかわっています。

 

脳の面からも考えて、「どうしたら脳が快を感じるのか」、「どうしたら脳細胞が活性化するのか」という視点から日常生活を見直していくことも大切かもしれません。

 

脳の活動を少しでも穏やかにするためにも、潜在意識の抑圧されたものを解放していきましょう。

 

 

ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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