大人の発達障害とどう付き合うか
おはようございます。 大阪市梅田は曇っています。 今日は夜のセッションです。
…今日は「大人の発達障害」について書こうと思います。特にここ数年、「大人の発達障害」について注目されて多くの書籍が発刊されています。
アスペルガー症候群、注意欠陥障害、学習障害、自閉症スペクトラム障害など、いくつもの発達障害があります。
もしかしたら身の周りにいる「ちょっと風変わりな人」を理解するために、あるいは、周りから「ちょっと変」と評価されることが多い人が自分自身を理解するためには、発達障害に関する知識も大切かもしれません。
発達障害を見極めるために3つの視点があります。
①社会性
他人とうまく付き合えるかどうか。場の空気や話の文脈に沿って理解して、他人とコミュニケーションが取れるか。これはトラウマが原因ではなく、もともと苦手なタイプ
②強いこだわり
状況に応じて他人の考えや気持ちを推し量ることにズレが生じやすい傾向がないか。その結果、柔軟な行動が取れず、物事に必要以上にこだわる傾向がないか。
この視点は、自閉症研究の第一人者であるローナ・ウィング医師が唱えたものです。発達障害の原因は、「脳機能のかたより」にあるといわれています。もちろん誰でもあるでしょうが、その偏りがはっきりしているということでしょう。
脳が原因だからといって、家庭環境や過去の体験、本人の性格とは無縁のものだと考えられがちですが、
環境も非常に大きな要因になるそうです。偏りを助長してしまう環境か、自由さや特性に対する理解、尊重があるかどうかでだいぶん変わっていくでしょう。
発達障害は、先天的脳の気質の「特徴」によって、周囲の人とうまく付き合うのが難しく、社会生活を円滑に送ることを少し困難なものにします。
そのため、発達障害を「治す」ことは目標とするのは適切ではないケースも多いでしょう。「治す」「治さない」という考え方は、そもそもなじまないかもしれません。
それよりも、社会生活を円滑に送るための「対処方法を身につける」ことによって、日常で困ることを減らし、仕事に就いたり、自立した生活を送っていくことが目標になるでしょう。
この発達障害の行動特徴を修正する対処方法は「療育」といわれ、アメリカで開発された「TEACH」という療育プログラムが最も一般的です。
視覚的な手がかりを増やし、暮らしやすい環境を整えることで、適応と豊かな生活を促していく方法です。
発達障害の人の割合は、文部科学省の調査によると6.3%にものぼり、15~20人に一人の割合です。もちろん統計上であって、実際はもっと多いでしょう。
決して珍しい症状ではなく、何も障害があるからといって悲観することでも決してありません。
大切なことは、その人その人に合ったプログラムに沿って、対処方法を考えて、実践していくことだと思います。これは万人に言えることでしょう。
自分の特性を知り、その特性を信頼できるようになりましょう。不理解は差別や排除、悪意のレッテルからは離れていきましょう。どこにでもそういう人はいます。でもそうではない人もまたたくさんいます。
喧騒から離れて、誰もが持つ脳の特性を理解することが何より大切かもしれません。
生き辛さがあれば、抑圧されたものを手放していきましょう。潜在意識をクリーニングすれば、また違った現実も見えてくるかもしれません。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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