潜在意識の中にある劣等感:誰もが持つコンプレックス
こんにちは。 大阪市梅田は快晴です。 今日は朝のセッションが終わってから、ゆっくり散歩をしてきました。
…今日は”コンプレックス”について、思いつくままに書いてみようと思います。コンプレックスと言うと、一般的に否定的に捉えられます。
しかし、コンプレックスと言う言葉そのものは、別に否定的ではありません。
日本語訳では「劣等感」の意味で使われますが、語源はinferiority complex、つまり「複合感情」です。
人間の感情は単純であるはずがないので、その意味では、誰もがコンプレックスを持っているといえるかもしれません。
劣等感を感じないような人、あるいは自分には劣等感などないと思っている人は、基本的にあまり健全ではないかもしれません。傲慢と偏見になりかねず、常に危うい自己像を持ち続けなければいけません。
劣等感は、人間にとっていいものかどうかは別にしても、誰でも持っているはずの感情です。
逆に劣等感に苦しんで悩むとしたら、それはセンシティブで感受性が豊かな証拠ともいえるでしょう。
劣等感をバネにしてエネルギーを昇華していく人と、劣等感で押しつぶされてしまう人がいます。もちろん0か100かのことではなく、その間をいったり来たりしているのが人間かもしれません。
劣等感を持つこと自体がマイナスと思うと、当然自分が劣等感を持っていることを隠します。あるいは、そういうものを持つことに対して、禁止的な強迫観念を抱いてしまいがちです。
それが性格に悪影響を及ぼしたり、感情の表し方、行動にまずい結果をもたらしたりもするでしょう。
誰もが劣等感を持っているのですから、これを持ってはいけないとただやみくもに禁じていれば、恐ろしい事態を招きかねません。
それに囚われて卑屈になるのはあまりよくないでしょう。悪い人間ほど、人の劣等感を刺激します。そうすると自分の劣等感が軽くなると感じるからです。歪んだ弱い人間ほど、自分から逃げるのでそういう行為をほぼ無意識にします。
「自分は何もできない」という卑屈さを持つと、それが不満になって、周りの人に嫉妬したり、「あんな奴許せない」と相手にしがみつき、根拠のない敵意を感じたりします。そしてそんな自分を被害者にしあってようとします。
劣等感という感情は扱い方を誤ると、大変なことになるのでしょう。不満の対象は、特定の人間だけでなく、学校、会社、社会全体などにも向けられます。どんどん対象が大きくなっていきます。
よく〇〇だけは許せないという人がいますが、そういう人は、あらゆることに常に不満を感じて、爆発させて身勝手な解釈の中に入り込みます。そしてその解釈を強要していきます。自由な考え方、立ち位置を許さなくなるのです。
考えても詮無きこと繰り返し夢想していると、現実からどんどん離れていきます。
妄想の世界の住人になったら人生が大きく歪んでしまいます。現実を受け止めて、そこから自分の足でどう歩んでいくのかが求められています。
劣等感とは、それ自体が非常にセンシティブな問題を多く含んでいるのでしょう。
劣等感そのものが悪いのではなく、扱い方を間違えると、とんでもない事態に陥るということでしょう。
自分の中にあるなら、それはきっと多くの人の中にもあるのでしょう。少しでもいい人と出会い、いい現実を引き寄せていきましょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)で潜在意識の記憶を浄化していきましょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。