潜在意識:抑圧された怒り
おはようございます。 大阪市梅田は朝から雨が降っています。今日は朝昼晩のフルセッションです。 気を充実させて臨みたいです。
…今日は”怒り”について書こうと思います。理不尽なことが続き、怒りが抑圧されると深刻な生き辛さになります。怒りは、その人の一生を左右するぐらい大きな力を持っているといわれています。
世の中には不当な怒りを持ち出して、他者攻撃や他者否定をする人間もいます。
歪んだ怒りを振りかざす人は、幼児的願望を持っているので、すべての人を意のままにしたいという衝動に駆られます。
それは、すべての人に対して甘えがあるからです。
「甘え」は、満たされることがなかった愛情飢餓の裏返しだといわれています。そして、自分の意のままにならない人や物事に敵意を持ったりします。
しかし、この敵意は表現されません、少なくとも表面的には表現されません。
たとえ表現されても、違った形で表現されるので、周りの人はまったく気が付いていないこともたくさんあります。
心の底で、周囲の人から愛情や承認に飢えています。だから正義の剣を振りかざすことでしか、自己を保つことができないのです。内面では、自分のなかに憎しみの感情を閉じ込めています。
そして、憎しみを自分のなかに閉じ込めた結果、憂うつになってしまいます。それが積もり積もって何をする気にもならなくなるのです。幼児的願望が満たされていない人のなかには、誰でも彼でもすべての人に好かれたいと考える人は多いです。自分は尊敬されるに値すると心の底から信じている場合もあります。
心理的に健康な人からすれば、「なんでそこまで褒められたいのか」と驚くような強迫的な思い込みがあります。しかし多くの場合、それらの人から誉められないし、好かれないし、認めてもらえません。そこで周りの人に心の底に恨みを持ってしまいます。結果として、誰でも彼でもすべての人が嫌いになります。
…幼少期の甘えの願望、承認の欲求、愛情への希求は正常で自然な欲求でもあります。それが得られるからこそ、自分という軸ができ、人と相対することができるのかもしれません。
何の因果か、承認が得られず、心の傷を抱えてしまった人は、インナーチャイルドの傷を癒していくことが大切です。自分を労わる気持ちがあってこそ、他者への共感が出てきます。
受け取ることがなかった愛情、甘えたかったのに甘えられなかった思い、自分を責めてしまった傷を癒していきましょう。
歪みは誰にでもあります。
失敗もそうです。誰もが失敗だらけの人生を生きています。それが外から見えるかどうかは別にして。
恐怖、怒り、憎しみ、嫉妬、優越感、劣等感などは、誰しもが、時には持つ感情の一つでしょう。
抑圧された怒りを解消していくことで、本来の自分の使命に気付き、そこにエネルギーが注げるようになるでしょう。
どんどん気付いて、学び、少しずつ軌道修正していきましょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
