インナーチャイルドの傷を癒す~親子関係
こんにちは。 今日も大阪市梅田は夏日ですが、木陰に入ると気持ちがいい風が吹いています。
…今日はインナーチャイルドの傷を癒すについて書こうと思います。
インナーチャイルドは本来の自分で、個性的で自由で、誰の評価にもさらされていない自分そのものです。
必ずしも幼少期とは限らず、いろんな出会いや別れ、もつれ、葛藤、自己否定感の喪失体験をなどを通して、インナーチャイルドは傷ついていきます。
そのなかでも親子関係は最も近い関係の一つです。健康な家庭と歪んだ家庭の最大の違いは、家族のメンバー一人ひとりにどれぐらい個人的な考えや感情を表現する自由があるかという点です。
健康な家庭では、個性や責任感や独立心などをはぐくまれていきます。そして「自分は人間として価値がある」と感じ、自尊心を持つことができるように励ましてくれます。
しかし、傷つきやすい家庭では、メンバーの一人ひとりが自分を表現することを認めず、親の考えに従い、要求を実行しなければなりません。
しかし、そういうことをしていると、個人間の境界がぼやけて、
何が自分の本当の意思なのかが分からなくなってしまいます。
こうして家族のメンバー同士は不健康な形で密着して、どこまでが自分でどこからが他者なのかが分からなくなります。そのように密着することでお互いを窒息させ合っています。共依存関係はこうしてできあがります。
このように内部で複雑にもつれ合った家庭では、承認を得ているという安心感を得るためには、本当の自分を売り渡さざるを得ません。
そういう家では、自分のことを自分で決めることが許されません。
インナーチャイルドはどんどん傷ついてしまいます。こうなると、感情、行動、決定は本人のものではなくなってしまい、「家」の従属物となってしまいます。
そして長ずるにしたがって、自分と他者との境界線が分からなくなったり、どうやって自分を表現したらいいのか自信が持てず、人の中に入れなくなったりします。もちろん、元々の気質がありますから、内向的なタイプの人なら、なお一層表現することを怯えてしまうでしょう。
あるいは、自分が本当にしたいことが分からなくなり、不全感だけが残り、悶々と苦しみます。
親子関係は、すべての人間関係の基となる関係だともいわれています。歪んだコントロール、価値観の押しつけ、一方通行な関わり方は、人生を大きく歪めてしまい、その代償はとても大きなものとなってしまいます。
今振り返ってみて、生き辛さを抱えているなら、それをうまく紐解いていきましょう。
苦しんで悩んでいたインナーチャイルドを労わって、解放していきましょう。
もっと自由で、もっと自分の尊厳を感じられるように、潜在意識から変わっていきましょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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