インナーチャイルドの傷を癒す～見捨てられ体験
おはようございます。 今日も大阪市梅田は夏日です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。。
…今日はインナーチャイルドの傷を癒すことについて書こうと思います。
インナーチャイルドの傷は、誰でも程度の差はあっても、負っているのが自然でしょう。生身の人間が生きているなかで、いろんなことが起こるのがふつうだからです。
インナーチャイルドの傷で最も多いのが、親子関係、姉妹兄弟関係、同級生、親戚、職場の人間などの近い関係です。今何歳であっても、誰もが、幼少期も思春期も経験してきていますが、「安心できる環境」に育つのと、殺伐とした空気の中、居場所がない感覚で育つのとでは、当然大きな違いもでてくるでしょう。
人を歪める人間は、いくつかのタイプに分けられますが、今日は、「自分の価値観にこだわる誇大自己」について書こうと思います。
自分の願望にこだわると、ありのままの相手を受け止められません。
世間体ばかり気にする、「あなたは何も分かっていない」という理由で「教えてあげる」という態度、自分の思い込みが強くて、相手に共感しない、何か特別なものを与えるのが自分という存在という強迫的に思い、無理やり押し付ける…。
誇大自己に囚われている環境で育てられると、どうしてもありのままの自分でいることに安心できません。インナーチャイルドの傷が知らぬ間に深まっていきます。
そういう環境なら、大人が思い描いた誇大な理想像を感じ取って、自分がそうした特別な存在であるような錯覚と、現実にはそうではないことに対する後ろめたさを同時に抱えてしまいます。
自我が肥大していき、幼い万能感だけが残ります。そして、自分は特別に抜きん出た存在でなければならないという強迫観念に囚われます。
それは、その人に本来備わったものと、期待や願望とは、ズレルからくるものです。途中まで道を作れても、その先は、個々の現実の壁が待っています。
観察をして、相手の反応をみながら、自分自身をよくよく振り返り、軌道修正していくことが大切なのでしょう。
それをせず、上から目線でかかわり続け、心を折るのは、ハシゴで上がらせて上がったらハシゴを取るようなものです。もちろん、人間の成長段階に限らず、生きていくには適度な挫折や自分の限界を味わうことも必要でしょう。
大人になったら、長所や頑張りを認めてもらえるより、むしろ短所や欠点ばかりあげつらわれることも多いかもしれません。そんな過酷な現実を生き抜いて、自分の責任と使命をまっとうしていくのは生半可ないでしょう。
そのためには自分を信じる力、表現する力、夢見る力が必要で、それを養っていく力が必要なのでしょう。諦めも、強気も、その時その時の状況応じて、柔軟に対応できたら理想かもしれません。
インナーチャイルドの傷があると、自分自身への失望と、他者を失望させることへの罪悪感がでてきたりします。そんな心を知らずに、一方的に責めたりすれば、罪悪感があったとしてもやがて怒りに変わります。
自分が望みもしないことをいつの間にかやらされて、失敗させられたという被害者意識と、そのことに対して仕返しをしたいという復讐心へと発展していくこともあるでしょう。何事にも限度がありますから、理不尽なことが続けば、追い込まれていきます。壮絶な関係になってしまうケースもあります。
インナーチャイルドの傷は、なかなか周りの人に分かってもらえません。だから苦しみます。だから抑圧されます。苦しんで生きてきた自分を、まずは労り、自分でこれ以上責めないことでしょう。
エネルギーを奪った人間が悪いのですから、そもそも。怒りや恐怖をうまく昇華していきましょう。くだらない人間の機嫌を取っていたら、自分も相手につられて、落ちぶれていきます。もっと自由で、もっと個性のある生き甲斐を求めていきましょう。辛い思いをしてきた分、その分強くなって、賢くなってきてるのですから。
一人でも多くの方が、過去のトラウマから解放されることを願っております。また、ヒプノセラピー（インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
