潜在意識は「現状維持」を求める
おはようございます。 今日は大阪市梅田は曇っています。 ７月に入ったのに涼しいです。。
…今日は”潜在意識”について書こうと思います。
潜在意識の大きな特徴の一つとして、『現状を維持しようとする』というものがあります。
人生が思い通りに進まないのは、ほとんどの場合、この潜在意識の現状維持メカニズムが作用しているからです。
例えば、ダイエットをしたいと思っている人がいるとします。
でも、どうしても食べてしまう。 運動も続かない。
そういう人をはたから見ると、「意志が弱い人」とか「本気でやせようと思っていない」と考えてしまいがちです。
しかし、それは違います。意志が弱いわけでも、やせたいと思っていないわけでもありません。
「このままではイヤだ。変わりたいんだ！」と強く願っているはずだし、きちんと努力しているはずです。
それなのに、つい食べ過ぎたり、運動をさぼってしまうのは何故でしょうか？
それは”潜在意識が、今の自分を維持しようとしているから”です。
誰もが前向きに前進したいと思っています。 少しでも成長したいと願っています。
それにもかかわらず、心にストップがかかってしまうのは、こんなふうに、潜在意識が現状を維持しようとするからです。
潜在意識のこの”現状維持システム”を何とか解決したいものです。
ではどうしたらいいのでしょうか？
それは、潜在意識を、新しい自分に徐々に慣らしていけばいい、という、ただそれだけのことです。
しかし、その”慣らす”というのが意外に難しいものです。
例えば、止まっている車はできるだけ止まっていようとします。
だから、最初に車を動かす時には大きなエネルギーが必要になります。
ローギアに入れて、ゆっくりと車を動かす必要があります。
しかし、いったん動き始めて加速がつくと、今度は止めることの方が大変です。
ブレーキを踏んでも急には止まりません。
停止させるには、相当のエネルギーが必要です。
潜在意識も同じことが言えます。
最初の一歩こそ、一番大きなエネルギーが必要である、ということです。
だから、極論すれば、すでにビジネスが成功しているビル・ゲイツの一日よりも、これからビジネスの一歩を踏み出そうとしている人の一日の方が、よっぽど大きなエネルギーを要していると言えるかもしれません。
この、最初の一歩こそ、一番大きなエネルギーが必要なのだという事実を無視して、努力の”均等割り”で考えてしまうからうまくいかなくなります。
スタートは、繰り返して、出来るだけ丁寧にゆっくりとやると、物事はうまくいくそうです。
目標を持っていながら、中途で挫折してしまう人は、いきなりトップギアで発進してエンストしてしまったのです。
潜在意識が「危ない！」とストップをかけたのです。
だから、ダイエットをする人は、目標が二十キロ減だったとしても、最初の一キロや二キロの減量を安定させることに時間を割くべきです。
過大な目標であればあるほど、潜在意識の”現状維持システム”が強く働くからです。
ですから、最初の成果は、本当に目に見えないくらいにわずかな方がいいのです。
その”わずか”が、実はものすごく大きなことに結びついていくことになるからです。
ヒプノセラピー（催眠療法、インナーチャイルド療法、前世療法）は、
潜在意識にダイレクトに働きかけるセラピーです。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー（前世療法・インナーチャイルド・願望実現）によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。
