ヒプノセラピー(催眠療法):リラックスと集中
こんにちは。 今日も大阪市梅田は夏日です。
…ヒプノセラピー(催眠療法)は古代エジプトの時代から始まり、何千年という歴史があります。
欧米では最も主だった心理療法の一つです。
日本では、明治や大正の頃、催眠療法は「精神統一法」と呼ばれていました。
その名の通り、催眠状態では意識が一つに集中しています。
これを「一点集中の法則」といって、催眠状態に欠かせない要素です。
普段は意識が散乱状態になっているので、一つの刺激に対して、さまざまな思考が働いてしまいます。
例えば、会社の上司に「あとでデスクまで来なさい」と言われたら、「何の用件だろう?」「自分は何かミスでもしたのかな?」「それとも個人的な用件?」などと、その裏にある意図をいくつも推測してしまいます。
それが、催眠状態では「あとで〇〇のところに行く」といった事柄だけを受け取るのです。
非常に素直で純粋な状態です。
頭の思考が一点に集中している状態なので、物事の本質とか、自分の内面を深く見つめることができます。
催眠療法の導入部分では、催眠誘導をしますが、意識を集中させることを目的としている以上、雑念を軽減させることが重要です。
しかし、雑念は無意識の領域なので、意識の力ではどうにもなりません。
それどころか、雑念を無くそうと頑張れば頑張るほど、雑念に意識が集中してしまい、結局は雑念に振り回されてしまいます。
これを「努力逆転の法則」といって、潜在意識の働きを意識的に抑えつけようとすると必ず反発が起こります。
ここで一つの原則があります。
それは、「人は雑念と身体の緊張が比例する」ということです。
例えば、仕事のことで悩んでいたら肩の筋肉がカチコチになっているかもしれませんし、過度の期待や緊張は身体を硬直させます。
心と身体は相互につながっています。
無意識に浮かぶ雑念は、意識の力では自由になりません。
しかし、身体の緊張を解きほぐすことでかなりの部分をコントロールできます。
要するに、身体の力を抜けば抜くほど、雑念は自動的に軽減されていくのです。
催眠状態は、リラックスしたまま無意識が一つのことに集中している状態です。
その状態は被暗示性が高まっているので、自分が望んでいる暗示が効果的に潜在意識に届きます。
そうやって潜在意識から変わっていくのが、ヒプノセラピー(催眠療法)の大きな特徴かもしれません。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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