過去に引きずられる～トラウマの解放
こんにちは。 今日は大阪市梅田は快晴です。 台風は太平洋にそれたのでしょうか。
…何十年と生きていたら、トラウマになるような出来事もあるかもしれません。
私たちは人との関係の中で生きていますから、自分の力を超えた不可抗力の出来事に巻き込まれることもあります。
いずれにしても「過去にこだわる」というのは、とても辛い状態です。
「過去にこだわる」と言ったときに、二つの意味があります。
一つは、自分の過去の失敗、トラウマとなる出来事をいつまでも悔い続けている場合、その理由はそのように悔やむことで、失敗の免罪を得られると深層心理で思っているからです。
そして、そのように悔やみ、自分や他者を責めることで、自分の価値を保とうという必死の努力をしてしまいます。
もう一つの意味は、自分が過去に被った被害をいつまでも訴え続けることです。
被害を時には誇張してまで訴えるのは、”憎しみ”の感情を吐き出していることを意味してます。
被害者意識に立ってものを言う人が日本人には多いといいますが、それは日本人には我慢を美徳とする文化があり、心の底に憎しみを抱えていることを示してるのかもしれません。
そして、それと同時に、”愛”を求めています。誰にでも承認欲求がありますので、過酷な状況であればあるほど、欲求も自然と強くなるでしょう。
人は変えることのできない過去を嘆くことで、
”今”この瞬間、心理的に楽になるから嘆くのかもしれません。
大切なことは、今の現実をしっかり見つめること。
自分のことは自分が一番よく分かっているはずです。
分からない他者、分かろうとしない他者の機嫌を取るのは止めましょう。
そして、過去に何があったのか、その意味は何なのか、そ
こからどういう学びを得るのか、という視点が大切です。
そのためには、トラウマとなる出来事を見つめて、
そこから何かしらの肯定的な学びを得て、自分で過去の自分を労わってあげることです。
潜在意識の持つ力はとても大きいです。
過去の意味づけを書き換えることで、辛かった過去を少しずつ手放して行きましょう。
エネルギーを奪った人間、奪い続ける人間から積極的に離れて、
愚かでもあった過去の自分、もっと賢くなれる自分をすべて融合していきましょう。
ヒプノセラピー（インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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