インナーチャイルドの傷を癒す:親の不在
おはようございます。 大阪市梅田は快晴です。今日は朝のセッションです。一期一会のつもりでいいセッションにしたいです。
…今日はインナーチャイルドの傷について書こうと思います。
インナーチャイルドは幼少期に限らないですが、「本来の自分」という解釈が一番ふさわしいかもしれません。
発達心理学は、私たちの心がどうやって成長して行くのか、どの段階で傷つきやすくて、どのような癒しが必要なのかについて、多くのことを教えてくれます。
養育環境の問題には、さまざまなタイプがありますが、もっとも早くから知られていたのは、”親の不在”かもしれません。
愛着障害が、戦争孤児の研究から見出されたことにも、そのことは示されています。
愛着の形成には【臨界期】と呼ばれる敏感な時期があり、その時期に奪われる体験をすると、深刻な生き辛さが残りやすくなることが分かっています。
愛着形成の【臨界期】は生まれた直後から一歳半の期間とされていて、この時期にしっかりとした愛情を得ることできないと、社会性の発達などに影響があるといわれています。
つまり、一歳半までの期間に養育者との間で愛着の絆が確立されていないと、安定した愛着の形成は困難になるそうです。
しかし、この時期だけではありません。
それに続いて迎える母子分離の段階は、次の段階の【臨界期】にあたります。
特に、2,3歳の時期は、母子分離不安が高まる時期であり、この時期に安心感に包まれていないと、愛着に傷が残り、分離不安が強く尾を引きやすくなることが明らかになっています。
いずれにしても、幼少期の環境は人生の根幹を作るうえでも、重要な時期なのでしょう。
こうした敏感な時期を過ぎるにつれて、愛着した対象を失うことの影響は少なくなって行きますが、そこで受けた傷はさまざまな影響や動揺を及ぼします。
安全が守られていて、愛情を十分に受け、適度のしつけをこの時期に学ぶことは、自我の形成の重要な時期であると発達心理学では考えられます。
「自信が持てない」、「どうしても自分が好きになれない」、「人が怖い」、「人の評価を過剰に求める」、「拭い去れない怒りの感情・悲しみの感情」などの原因は幼少期に受けたトラウマであることも多いです。もちろん幼少期に限らないですし、思春期や成人してからも、自我との葛藤で難しい時期があります。
大人になっても同じです。
環境と自分の個性、気質が合っているか、適切な人間と出会うことができるかによって、
人の人生も大きく変わってくるかもしれません。
トラウマがあれば傷を癒し、本来の自分に戻っていきましょう。
ヒプノセラピー(退行催眠療法)は傷ついたインナーチャイルドを癒すセラピーです。
潜在意識の記憶を浄化して、より自分らしい人生を引き寄せていきましょう。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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