インナーチャイルドの傷~愛着パターン
こんにちは。 大阪市梅田は快晴です。今日は朝と夜のセッションです。 集中していいセッションにしたいです。
…私たちはみんな、それぞれ生まれ持った気質があります。
おとなしい子、活発な子、従順な子、わんぱくな子、マイペースな子、、それぞれみんな違います。
「本来の自分」がインナーチャイルドです。
もちろん兄弟姉妹でも違うので、画一的で柔軟性に欠いた環境は、個性を潰してしまうこともあります。
インナーチャイルドが傷を負ってしまいます。
そして、子どもが育って行く過程で、愛着パターンがあります。
母親が安全基地としてうまく機能しているかは、子どもがストレスに対してどういう愛着行動を示すかも変わってきます。
愛着パターンは、心理学者エインワースの理論では、おおむね四つに分かれます。
「安定型」「回避型」「抵抗型」「混乱型」の四つです。
安定型は、母親から離されると泣いたり不安を示したりしますが、その程度は過剰というほどではなく、親が現れると素直に再会を喜びをあらわします。
約六割強は、この愛着パターンを示すそうです。
安定型では、母親が安全基地としてうまく機能していて、ストレスを感じたときに、適度な愛着行動を起こしていると考えられます。
回避型では、母親から引き離されてもほとんど無反応で、また再会しても目を合わせず、自分から抱かれようともしません。
回避型は、安全基地を持たないため、ストレスを感じても、愛着行動を起こさないタイプだということができます。
この愛着パターンは、一割~二割の人に認められます。
児童養護施設などで育った人によくみられるそうですが、一概にどの環境だったからというものではなく、周囲から関心や世話が不足して放任になっている場合に顕著に現れるのでしょう。
回避型の子どもは、その後反抗や攻撃性の問題がみられやすくなります。
抵抗型では、母親から離されると激しく泣いて強い不安を示すのに、再び現れて抱こうとしても拒んだり嫌がったりします。
しかし、いったんくっつくと、なかなか離れようとしません。
「安全基地」としての機能が十分でないために、愛着行動が過剰に引き起こされていると考えられます。
このタイプは一割ぐらいに認められます。
かまってくれるときと無関心なときの差が激しい場合や、神経質で厳しく過干渉な場合に多いといわれています。
抵抗型は、その後、不安障害になるリスクが高く、また、いじめなどの被害にあいやすいとされます。
混乱型は、回避型と抵抗型が入り混じった、一貫性のない無秩序な行動パターンを示す特徴があります。
まったく無反応かと思うと、激しく泣いたり怒りを表したりします。
混乱型は、虐待を受けいている子や精神状態がひどく不安定な環境での人に見られやすいです。
安全基地が、逆に危険な場所となってしまい、混乱をきたしていると考えられています。
周りの行動が予測不能であることが、行動を無秩序なものにしているのです。
混乱型のタイプの人はは、その後、境界性人格障害になる率が高いとされています。
…このように幼少期からの環境が、子どものその後の人生に多大な影響を及ぼすことが発達心理学上明らかになっています。
生き辛さは年齢にかかわりなく続きます。
それは必ずしも愛着が原因のすべてではないでしょうけど、愛着の状態を自分なりに振り返り、
愛情飢餓であれば、しっかりと傷を癒していくことが大切です。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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