インナーチャイルドの傷を癒す～愛着障害
こんにちは。大阪市梅田は快晴です。今日は朝と昼のセッションです。 気を充実させていいセッションにしたいです。
…今日はインナーチャイルドの傷について書こうと思います。
大人になって、人の中には入れない、自分を表現できないことで悩まれている人は多いです。
もともと繊細で感受性が強ければ、なおさらそういう傾向も強くなるかもしれません。
自分が嫌い、自信が持てないことに苦しんでいる人も多くいます。
また、自分は何のために生きているのか分からない、生きていてただただ苦しいという悩みを抱えている人もいます。
このような生きぐるしさは、さかのぼると、不安定な安着パターンに原因があるケースが多いです。
インナーチャイルドの傷です。
不安定型愛着パターンにはいくつかの種類があり、抵抗型、回避型、混乱型などがあります。
愛着パターンは、本人の持って生まれた気質など先天的な要因による部分よりも、幼少期の関係を反映した部分が大きいと考えられます。
抵抗型は、母親に甘えたいのに、素直に甘えられなかったりして、求める気持ちと拒否する気持ちがアンビバレントに認められやすいタイプです。
気分によって甘やかしたり拒否したりする場合や、過保護で、「いい子」を求め過ぎ、子どもの行動を神経質に縛り過ぎる場合に認められやすいです。
関心や関わりが、子ども本位ではなく、大人本位になっていることが根本的な原因であると言えるかもしれません。
インナーチャイルドはありのままの状態を尊重されていなければ、傷つきやすくなってしまいます。
回避型は、甘えようとしないタイプで、かまってもらうことを期待していない、ネグレクトされたケースに多いですが、一方的に支配され、情緒的かかわりが乏しい場合にもみられます。
関心や関わりが、絶対的に不足していることによると考えられます。
愛情飢餓状態で、インナーチャイルドが怯えてしまっているのです。
混乱型は、抵抗型と回避型の両方の特徴が無秩序に認められるもので、虐待、いじめ、犯罪を受けた人に典型的に認められます。
いつもびくびく顔色をうかがい、甘えようとするが恐々だったり、また別のときには、まったく無関心な反応を示します。
関心や関わりが不安定であると同時に、攻撃的、侵略的であるために、本人の安全感が著しく侵害されている状態だといえます。
こうした不安定な愛着を持ってしまったケースで多いのが、素直さに欠け、意地っ張りになり、わざわざ相手を怒らせるようなことをしてしまうそうです。
元をただせば、素直ではなく意地っ張りなのは、愛情不足や過干渉からきているわけなので、それで叱られたり、否定攻撃を受けたりすると、その強情さは直るどころか、ますます輪をかけて強情になって、傍から見ると、素直とは正反対の性質を示すように見えるでしょう。
人間には承認欲求がありますので、そこがないがしろにされると強い負の感覚が根付いてくるでしょう。
そして次第に自分のありのままの感情が分からなくなり、自分を見失ってしまう過酷な状態に陥ってしまいます。
インナーチャイルドが深く傷つくと、自己肯定感が下がってしまいます。
ヒプノセラピー（退行催眠療法）は潜在意識から変化成長を促していく心理療法です。
愛着障害などの生き辛さから離れられて、より多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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