幸せは「心の中で自分が広げていくもの」
こんにちは。 今日も大阪市梅田は夏日ですが、風があって気持ちがいいです。
…うつ病の研究者として有名なアーロン・ベックは、うつ病になる人は「これこれしかじかのものがないから幸せになれない」といいます。
すると周りの人は、「でもこれこれしかじかのものがあるじゃないか」といいます。
例えば、「お金がない」といいます。しかし生きることに疲れた人にとって本当の問題は、お金がないことが問題なのではありません。
生きる意欲が持てないことが問題なのです。
生きることに疲れていない周囲の人は、「誰だってお金がない。あなただけがお金がないわけではない」とうつ病になるような人を説得しようとします。
しかし、「お金がないこと」の意味が、生きることに疲れた人にとってと、元気な人にとってとでは重さが違います。
心理的に元気な人は、お金がなくても何とかしようとします。 そのエネルギーがまだ残っている。
生きることに疲れた人は、エネルギーがなくなっているので、「努力しなくても私を幸せにして」と思ってしまいます。
幸せになる努力をするエネルギーがもうありません。
それぐらいストレスにさらされ続けてきたのです。
元気な時には何でもなくできたことが今は辛い。
幼児期から愛されなかった人もそうです。
愛されていなかったら、揺りかごを揺らされる心地よさを味わっていません。
すると大人になっても、揺りかごを揺すってくれる人を求めてしまいます。
自分を偽って迎合してでも、相手に求めてしまいます。
長いこと自分を偽っていると、生きる力が枯渇します。
だから黙っていても誰かが揺りかごを揺らして欲しいと思ってしまいます。
もう自分から努力するエネルギーが残っていないのです。
苦しむには苦しむ理由があるということです。
身近な人に求める愛や称賛は、底なしで、もらってももらってもまだ足りないと感じてしまう。
だからどんなに社会的地位が高くても、周囲に過剰なものを求めてしまったりします。
「いまのこのままで救ってくれ」というのが生きることに疲れた人の叫びです。
その疲れを癒していかないと、だんだん欲求は知らぬ間にエスカレートしていきます。
理解してもらう努力をしないでも、他人は自分を理解するべきであると思ってしまう。
今、生きることに疲れている。 だからどうしてもこのように考えられません。
過去の自分を許して、労わっていきましょう。
当時は自分を守るために必要だったかもしれないけど、
今は必要がなくなったものがあれば、どんどん手放していきましょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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