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ヒプノセラピー(催眠療法):アイデンティティを育て直す

2013-06-16

おはようございます。 今日は大阪市梅田は夏日のように暑いです。  なんか体が重く感じたので、ジョギングしてきました。

 

 

 

…ストレス社会に抑圧されたせいか「本当は何がしたいのか分からない」「何のために生きているのか分からない」と悩む人はとても多いです。

 

アイデンティティの問題を抱えている状態と言えるかもしれません。

 

いろんな原因が考えられると思います。

 

「~しなければいけない」という義務感や”人に認められたい”という他者本意の生き方をしてきたことも原因かもしれません。

 

あるいは、幼い頃の愛着の傷を引きずっているケースもあります。

 

 

今日は、後者の「愛着の傷」について書いてみようと思います。

 

 

愛着はもともとは、母親から与えられる愛情を意味します。

 

 

愛着は、安心感を支える土台であり、そこが障害を受けると、「自分が自分である」ということに確信を持ちにくくなります。

 

 

そうした自己に対する違和感は、世界や他者に対して自分が何者であるのかというアイデンティティの確立にも当然影響してきます。

 

 

アイデンティティは、集団の一員としてのアイデンティティ、性のアイデンティティ、そして自分という存在としてのアイデンティティなど重層性を持っています。

 

 

愛着障害では、これらさまざまな次元のアイデンティティにおいて問題を生じやすいことが知られています。

 

「自分が自分である」ことに違和感があると、自分がどういう社会的役割を担うにしても、”無理をしている”という感覚になりやすくなります。

 

その結果、ある役割を本心から果たすのではなく、「演じている」という感覚をもちやすくなります。

 

この「演じている」感覚は、自分が自分でない感覚を助長し、長期間続くと「何がしたいのか分からなくなる」状態になってしまいます。

 

アイデンティティを確立するには、幼かった原体験をやり直すことから始まります。

 

成長する過程での”つまづき”をやり直すことで、過去のトラウマを一つずつ捉え方を変えていくことができます。

 

答えは自分の中にあり、これまでの自分をじっくりと見つめることによって、自然と見つかって行くものなのかもしれません。

 

特に、30代40代になって人生の折り返し地点が近づいてくると、勢いや義務感だけではない、確かな何かが必要になってくるような気がします。

 

核となる部分を育てなおすことによって、これまでの生き方を脱皮していく時期なのかもしれません。

 

壁を感じた時、うまく軌道修正できるかどうかで、私たちの人生は大きく変わってくるでしょう。

 

 

ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)でより多くの癒しや気付きをと願っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

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