自己愛の歪み～なぜ嫉妬深くなるのか？
こんにちは。 大阪市梅田は快晴です。今朝も部屋の掃除と瞑想から始めました。いい一日にしたいです。
…今日は「嫉妬」について書こうと思います。
嫉妬が抱える病理が、昨今ではニュースでよく報道されています。
生きてる人間は生身の人間ですから、煩悩をもっています。
同じ境遇だったのに、すごくうまくいった人を見たら、嫉妬の感情もでてくるかもしれません。
報道されているようなストーカー事件に発展してしまう悪質な場合もあります。
職場でも、男女関係でも、姉妹兄弟でも、相手への異常な嫉妬心から
トラブルになるケースは多いです。
行動を監視し行動を束縛し、相手のことを独占しようとします。
誰もいないところで、どこまで自分に問えるかというのは人間性を保つうえでもとても大切なことですが、そんなことは頭の片隅にも浮かばないのでしょう。
バレなければいいであれば、もはや無茶苦茶になるでしょう。社会ではなくなります。
自分の煩悩と理性のはざまの中でバランスをとっていこうという試みがないなら、いくら言葉できれいごとを言っても、何の成長もなくなってしまいます。
そういった陰湿な行為、犯罪行為も
基をたどれば、自己本位な嫉妬からきているのがほとんどです。
そうしたタイプの人の特徴は、人との関係を、支配や所有という関係に取り違えていることです。
独立した他者というよりは、その人が支配する所有物のようにみなされてしまいます。
ペットやぬいぐるみと同じように所有して、思い通りに支配できる自分の延長物、つまり自己対象とみなされるのです。
その結果、相手が自分のあずかり知らないところで、自分以外の人と関わりを持つだけで、怒りやフラストレーションを覚えてしまうケースもあります。
根っこには、自己愛の歪みがあります。
それがあまりにも脆弱だからこそ、他人の幸せに深い嫉妬を感じてしまいます。
自分という柱を構築することを忘れてきたからなのかもしれません。
自分をないがしろにして、自分を卑下し続けてきたからこそ、
ただの人間である自分をみじめに感じてしまうのです。
自分を好きになる、大切な存在と感じることは、精神的な健康を取り戻す上で、かかせない要素なのかもしれません。
そこから初めて他者や社会に対する尊重もでてくるのでしょう。
傷ついた過去があれば癒して、もっと前向きな自分を潜在意識のなかに構築していきましょう。
堕落したら、心は蝕み始めるでしょう。
ヒプノセラピー（インナーチャイルド療法、前世療法）でより多くの癒しや気付きをと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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