インナーチャイルドの傷:抑圧された「怒り」
こんにちは。 大阪市梅田は快晴です。今日は朝と昼のセッションです。 窓を開けて空気を入れ替えて、部屋の掃除をしてました。
…今日は、家庭の問題について書こうと思います。家庭の問題とは言っても、壁隔ててすぐに社会がありますから、社会の問題ともいえます。
非行、自殺企図、家庭内暴力、登校拒否、盗癖、摂食障害、薬物・アルコール依存症などの問題行動にも、「自己表現」としての観点からすると何らかの意味があります。
普段の生活の中で、自分の怒りや欲求を表現したり主張できない人々の、ねじ曲げられた自己表現かもしれません。
緊張に満ちた家庭の中では、子供は親の愛を当然のこととして期待することができず、親に気に入られる自分を装うことに全力を尽くすようになります。
そうするうちに、本当の自分が分からなくなっていきます。インナーチャイルドがどんどん傷ついていきます。
もちろん、どんな家庭でも程度の差はあってもさまざまな、葛藤確執もありますので、外から見えない傷が子供大人を問わずあるのでしょう。
怒りは自己表現と自己主張の芽です。
怒りは、欲求が満たされないことに対する自然な反応であり、怒りの表現は、その人の欲求のあり方を示しています。
怒りが洗練されて、まとまりを持って表現されたものが「自己主張」です。
このまとまりが持てていない状態は非常に苦しいです。
自分でも何が起こっているのか分からないですし、自分と向き合っていく過程のなかで、
だんだんと本来の自分(インナーチャイルド)が傷ついてきたことも分かってくるのが自然かもしれません。
心の発達が進んで、自分と他人との区別がはっきりしてくると、他人との関係が気になるようになってしまいます。
怒りが抑圧されるようになる仕組みは三通り考えられます。
一つは「怒りが相手を滅ぼし、壊してしまうという恐怖」による怒りの抑制です。
もう一つは「怒ることによって相手に嫌われ、見捨てられるという不安」による怒りの抑制です。
もう一つ、心は怒りに満ちているのに、「相手が強過ぎるので、とりあえずおとなしくしておこう」というのがあります。
こうした怒りが日々幼い頃から蓄積され、大人になって深い生き苦しさにつながります。
インナーチャイルドの傷が癒されていない状態です。
当時は分からなかったことが分かってくる、見えてくるということが成長であり、学びです。
傷ついた過去を癒し、今の自分を肯定していきましょう。
ヒプノセラピー(インナーチャイルド療法、前世療法)がそのお役に立てればと願っております。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。
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ヒプノセラピー(前世療法・インナーチャイルド・願望実現)によって、潜在意識に働きかけ、肯定的で前向きな人生を手に入れましょう。